名称:「日常茶飯事」アキバタマビ21
会期:2022年02月21日(月)~2022年03月26日(土)
開館時間:12:00 〜 19:00 金曜日は20:00まで、土曜日は20:00まで
休館日:火曜
入場料:無料
会場:アキバタマビ21
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202号室
TEL:03-5812-4558
URL:アキバタマビ21
よくあることと、それがぶれた一時に姿を見せるそうではないことたち。
それらは頭と体と手を通って形を得る。
こうして制作は続き、生活は続く。
この蓄積に「日常」という言葉を宛てがう時がある。
日常。
日常とはとりたてるものが無いさまだ。
でも実際、日常は非日常をいつでもはらんでいる。「準備はできていたぞ。」と言うふうに、よくあることはあっという間にぶれるのだ。そしてすぐ戻る時もあれば、そのままの時もある。
非日常は特別なものだと言えるのに、日常という言葉を一口で表すことが出来ない。
なぜならそれは、観察する条件次第で、立ちはだかるような巨大生物になる場合もあれば、
ごくささやかな小さい閃きのように、捉えることが難儀な姿になる場合もあるからだ。
ならば、そのどれもを確かめられるように、日常という言葉の持つ範囲を、いま少しだけ拡張してみたい。
ここには、自身の観測する日常を頼りにしてものを作る作家たちが集まった。
観測する日常も、そこで捉える事柄も四者四様だ。
引き際の見えない大きな波や、一瞬のあわい、停滞に見せかけている一部分、または少し振り返って見る全体と予想。
質量もトリミングもばらばらのそれらを重ねたり掠めたり往来することで、先程までは言い表せなかった日常のあり様が、われわれの、そして観る人の目前に立ち上がってくることを期待している。
(公式サイトより)
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