名称:収蔵品による小企画「マルク・シャガール版画展 ダフニスとクロエ」長島美術館
会期:2022年2月11日(金)-5月15日(日)
休館日: 火曜休館
*5月3日(火・祝)は開館、
5月6日(金)振替休館
開催時間:9:00-17:00(入館は16:30まで)
会場:長島美術館 本館第7展示室
料金:一般1,000円/高大生800円/小中生400円
シニア(65歳以上)500円
*常設展6室もすべてご覧いただけます
住所:〒890-0045 鹿児島市武3-42-18
TEL:099-250-5400
URL:長島美術館
当館のコレクションの中から、約3年ぶりにシャガールの版画集「ダフニスとクロエ」を展示致します。
その鮮やかな色彩で「色彩の魔術師」といわれ、現在もなお多くの人々に愛され続けているシャガール。
油彩と同様、版画作品も多く制作しています。
「ダフニスとクロエ」は、2‐3世紀のギリシアの詩人ロンゴスが書いた物語で、エーゲ海に浮かぶ
美しい島レスボス島を舞台に、山羊飼いに拾われた少年ダフニスと、羊飼いの牧人に拾われた少女
クロエが成長し、愛を育んでいく物語です。
その物語にシャガールが挿絵として42点の版画を制作し、版画集として出版しました。
季節を巡りながら進んでいくストーリーに沿って描かれた作品は、色彩豊かに彩られ、光に溢れた
ギリシアの風景を表しています。
シャガールは、この版画制作のためにギリシアを取材して廻りました。
その時に滞在したアテネ、ボロス島、オリンピアなどの風景や地中海の光は、シャガールに鮮烈な印象を残しました。
20色以上の色を用いて表現した物語は、色彩の魔術師と称されるシャガールの芸術が凝縮されています。
物語の持つ古代ギリシアの牧歌的風景と、シャガールの色彩が放つ、カラーリトグラフの明るく幻想的な
世界をぜひご覧下さい。
(公式サイトより)
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