「伝える-災害の記憶 あいおいニッセイ同和損保所蔵災害資料」山梨県立博物館

伝える-災害の記憶 あいおいニッセイ同和損保所蔵災害資料]山梨県立博物館

名称:「伝える-災害の記憶 あいおいニッセイ同和損保所蔵災害資料」山梨県立博物館
会期:2022年3月11日(金)〜5月9日(月)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金:一般:500(400)円、大学生:250(200)円
  常設・企画展共通券 一般:820円、大学生370円
  ※(   )内は20名以上の団体、県内のホテルや旅館等に当日か前日に宿泊する方を対象とした割引料金です。
  ※無料、割引料金の対象となる方は、それぞれ証明できるものをご提示ください。
休館日:毎週火曜日・5月6日(金)
住所:〒406-0801山梨県笛吹市御坂町成田1501-1
TEL:055-261-2631
URL:山梨県立博物館

新板京絵図 天明8年(1788)
新板京絵図 天明8年(1788)

 平成23年(2011)3月11日に発生した東日本大震災は、私たちの災害への向き合い方を大きく変えるものでした。それ以降も、地震や洪水が毎年のように日本の各地を襲っています。さらに、新型コロナウイルス感染症の拡大も、私たちの生活を脅かす災害と捉えれば、私たちはまさに連続する災害のただなかを生きているといえるでしょう。
 大正後期から戦前期にかけて、同和火災(現あいおいニッセイ同和損保)の廣瀬鉞太郎(ひろせ えつたろう)氏が収集した1400点余りの災害資料は、18世紀から20世紀初頭に日本全国で発生した各種災害をほぼ網羅しています。これらの記録には、災害を擬人化して飄々と受け流す態度も見られます。人々の揺れ動く感情、それを乗り越えて後世に被害を伝えようとする姿勢は、災害・疫病の続く社会を生きる私たちと、驚くほど重なって見えてきます。過去の人々は一体どのように災害を記憶し、伝えようとしてくれたのでしょうか。本展ではその様子を約140点の資料からご紹介いたします。

大坂・堺・伏見火災絵図 慶応4年(1868)
大坂・堺・伏見火災絵図 慶応4年(1868)
焼死大法会図 安政2年(1855)か
焼死大法会図 安政2年(1855)か
地しんの弁 安政2年(1855)
地しんの弁 安政2年(1855)
江戸鯰と信州鯰 弘化4年(1847)
江戸鯰と信州鯰 弘化4年(1847)
甲州身延山大地震 嘉永6年(1853)
甲州身延山大地震 嘉永6年(1853)
濃尾大地震後図 明治24年(1891)
濃尾大地震後図 明治24年(1891)
罹災者の各種風俗 明治43年(1910)か
罹災者の各種風俗 明治43年(1910)か
痘瘡治療法 江戸時代 19世紀
痘瘡治療法 江戸時代 19世紀
暴瀉病流行日記 安政5年(1858)
暴瀉病流行日記 安政5年(1858)

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