春季展「春を彩る金の美術工芸」金沢市立安江金箔工芸館

春季展「春を彩る金の美術工芸」金沢市立安江金箔工芸館

名称:春季展「春を彩る金の美術工芸」金沢市立安江金箔工芸館
会期:令和年4年3月12日(土)~令和4年6月19日(日)
  ※火曜日(祝日の場合は翌平日)は定休日
住所:〒920-0831石川県金沢市東山1-3-10
TEL:076-251-8950
URL:金沢市立安江金箔工芸館

象嵌花生 金沢銅器会社 明治時代
象嵌花生 金沢銅器会社 明治時代

 前田利家の入城以来、北陸の中心的な都市として栄えた金沢では、多くの工芸技術が育まれ、現在でもいくつもの分野で伝統工芸が残されている。
 その中でも、漆芸、金工、陶芸などはそれぞれに金を効果的に使用しており、豪華で煌びやかな「金沢仏壇」は、これらの伝統工芸技術の集大成とも呼べるものである。
 金の使用方法はそれぞれの分野により異なり、漆芸や陶芸では主として金を粉状(金粉)にして使い、金工においては金を高温で溶解させた後、他の金属との合金を作り、任意の形状に加工して使用している。
 今回の展示では、江戸時代から伝えられてきた伝統工芸の作品を中心に展示し、金や金箔の美しさを鑑賞するものである。

加賀象嵌飾り壺「金銀の譜」 高橋介州(TAKAHASHI Kaishū) 昭和時代
加賀象嵌飾り壺「金銀の譜」 高橋介州(TAKAHASHI Kaishū) 昭和時代
釉裏金彩艸苑文鉢 竹田恒夫(TAKEDA Tsuneo) 1986
釉裏金彩艸苑文鉢 竹田恒夫(TAKEDA Tsuneo) 1986
截金彩色合子 「春苑」 西出大三(NISHIDE Daizō) 1990
截金彩色合子 「春苑」 西出大三(NISHIDE Daizō) 1990
金蒔絵桃型香合 山村慎哉(YAMAMURA Shin'ya) 2012
金蒔絵桃型香合 山村慎哉(YAMAMURA Shin’ya) 2012

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