「工芸、ここが素敵!」京都府京都文化博物館

「工芸、ここが素敵!」京都府京都文化博物館

名称:「工芸、ここが素敵!」京都府京都文化博物館
会期:2022年1月29日(土)〜3月27日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
会場:2階総合展示室「京の至宝と文化」
開室時間:10:00~19:30(入場は19:00まで)
入場料:一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
   ※(  )内は20名以上の団体料金
   ※総合展示(2階)とフィルムシアター(3階)をご覧いただけます
   (フィルムシアターは催事により有料の場合があります)。
   ※新型コロナウィルス感染症の今後の状況により、予定を変更する場合もございますのでご了承ください。
主催:京都府、京都文化博物館
住所:〒604-8183京都府京都市中京区三条高倉
TEL:075-222-0888
URL:京都府京都文化博物館

川上力三 黒陶「門」 1999年 「Gate」
川上力三 黒陶「門」 1999年 「Gate」

「工芸」は明治時代に西洋の美術の価値観が入ってきた時に生まれた言葉で、従来からあるものをいくつかの変遷を経ながら「工芸」という枠に囲ってきました。芸術や生活、産業、デザインなどと複雑に絡むなかで構築されてきた概念で、人によって「工芸」と聞いて思い浮かべるものは驚くほど多様です。
作り手側、使い手(鑑賞者)側、ともにジャンルや素材、技法の違いだけでなく、実用性、視覚性、伝統性、創造性など、何を重視しているかによって、それぞれが価値を見い出す点も大きく異なっています。また、これまでもたびたび「工芸」の要素とは何かという問いも発せられてきましたが、唯一無二の定義を求めることは難しく、「工芸」という言葉の存在さえ疑問が呈されることもあります。
本展では、第1部で、日本ならではの工芸の特質や魅力を京都府所蔵品で紹介していきます。第2部では、次代を担っている作家たちが、「工芸」の概念や時代とどのように対峙し、新しい表現に挑戦しているのかをご覧いただきます。従来イメージされる工芸の枠を超えアート的表現の中にも工芸的な魅力が見出せる作品など、1、2部を通じて「工芸、ここが素敵!」を深掘りしていきたいと思います。

小泉武寛「なぎさ」1994年 「water’s edge」
小泉武寛「なぎさ」1994年 「water’s edge」
鈴木雅也 透胎 「華の函 」1991年 「flower box」
鈴木雅也 透胎 「華の函 」1991年 「flower box」
石田征希 蓋物「飛鳥の春」 2004年 「springtime of Asuka」
石田征希 蓋物「飛鳥の春」 2004年 「springtime of Asuka」
大石早矢香「ハヤサスラヒメー慈悲ー」2017年 「HAYASASURAIHIME – Ieniency -」
大石早矢香「ハヤサスラヒメー慈悲ー」2017年 「HAYASASURAIHIME – Ieniency -」

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