「ヴァーチャル・ボディ – メディアにおける存在と不在 – 」東京藝術大学大学美術館

「ヴァーチャル・ボディ - メディアにおける存在と不在 - 」東京藝術大学大学美術館

名称:「ヴァーチャル・ボディ – メディアにおける存在と不在 – 」東京藝術大学大学美術館
会期:2022年3月25日 (金) ー 4月10日 (日)
開館時間:10:00-17:00(展示室入場は閉館の 30 分前まで)
休館日:月曜日
会場:東京藝術大学上野キャンパス 陳列館
観覧料:入場無料
  ※ 事前予約制
  ※ 小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。
主催:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻
共催:一般財団法人 カルチャー・ヴィジョン・ジャパン
助成:公益財団法人 野村財団
   藝大フレンズ
企画:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻
   アリウェン|平河伴菜|閻喜月|張 琳|鄒林希|ヴァーヒャー|ヘス・チョ|金 宣
特別協力:下向智也|李静文
グラフィックデザイン:邵 琪
監修:長谷川祐子[東京藝術大学教授、金沢21世紀美術館館長]
住所:〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:東京藝術大学大学美術館

アーティスト
アグスティン・ゼハーズ、フェリペ・リバス・サン・マルテ ィン、カルラ・レイヴァ、近藤銀河、李舜、セバスチャン・シュミーグ、シルヴィオ・ロルッソ、スライム・エンジン、TACTICAL TECH、八島良子 他
「ヴァーチャル・ボディ:メディアにおける存在と不在」展では、日本、チリ、中国、ドイツ、メキシコ、そしてアメリカを拠点に活動する14名のアーティストが、ポストコロナの時代について「ヴァーチャリティ」をテーマに考察します。新型コロナ感染拡大は、身の回りの世界との関係性や自己という概念に多大な影響を与えています。現代社会におけるデジタル・メディアの領域では、SNSにおける二極化やフェイクニュースの政治的利用が多発しています。しかし、仕事や教育の場をはじめ、人との関わりによって成り立っている私たちの日常生活では、オンライン・コミュニケーション・ツールや各種メディアは不可欠な存在となりつつあります。こうした状況のなかで意識せざるを得ないのは、健常性、年齢、社会階級、ジェンダー、人種、スピリチュアリティや精神性を抱える私たちの身体そのものではないでしょうか。同時に、多様な可能性を提示する「体(ボディ)」という概念は、他の「体」と共生する未来を想像させます。それは動物や植物、テクノロジーやデジタル・ゴーストとの関わりのなかで、人間という姿形が解体されていくことを示しているのかもしれません。

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