「赤と黒」岡本太郎記念館

「赤と黒」岡本太郎記念館

名称:「赤と黒」岡本太郎記念館
会期:2022年3月18日(金)〜2022年7月18日(月・祝)
会場:岡本太郎記念館
時間:10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:火曜日 ※祝日の場合は開館
観覧料:一般 650円
    小学生 300円
住所:〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19
TEL:03-3406-0801
URL:岡本太郎記念館

《アドレッサン》《遊ぶ時間》
《アドレッサン》《遊ぶ時間》

“赤”と“黒”。岡本絵画を象徴する色です。
「赤の中から生まれ、赤の中に生きているという感じがする」というほど幼い頃から“赤”が好きだった太郎は、戦後日本で活動を再開させるやセンセーショナルなデビューを果たしました。侘び寂びを尊ぶ“灰色の世界”にあえて強烈な原色をぶつけることで、日本の美術界を挑発したのです。
太郎が好んだのは「血を思わせる激しい赤」。この“血の赤”が、岡本絵画のアイデンティティを支える重要な要素になっていることは疑いありません。
いっぽう1960年代になると、太郎は積極的に“黒”を描きはじめます。梵字にも似た黒の抽象的なモチーフが画面を支配する、暗く不気味な呪術的な世界です。
「己れを滅びに導く、というより死に直面させるような方向、黒い道を選ぶのだ」。
太郎にとって“黒”とは、たんなる色彩のバリエーションではなく、生き方を象徴するものだったのでしょう。
本展は色をテーマにしたはじめての展覧会です。
赤と黒。2つの色、それぞれの世界を体感してみませんか?

《顔の花》
《顔の花》
《黒い手》
《黒い手》

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