名称:特別展「~浮世絵師たちが描く~ 絶景!滑稽!なにわ百景!」大阪歴史博物館
会期:2022年4月23日(土)〜6月5日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(会期中の金曜日は午後8時まで)
※入館は閉館の30分前まで
料金:〔特別展のみ〕大人1,000(900)円、高大生700(630)円
〔常設展との共通券〕大人1,500(1,440)円、高大生1,030(990)円
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明証提示)、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。
休館日:火曜日休館。※5月3日(火・祝)、5月6日(金)は開館。
住所:〒540-0008大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
TEL:06-6946-5728
URL:大阪歴史博物館
江戸時代には、版画、版本、絵画と、様々な媒体で名所が描かれ、大坂もその舞台のひとつでした。葛飾北斎は諸国名橋のひとつとして天満橋を取り上げ、歌川広重は堂島米市や雑喉場魚市の活況を描きました。また大坂では、精密な名所を背景にした珍騒動を描く「滑稽」シリーズも人気を博しました。本展覧会では、それらの名所絵から、江戸時代の大坂の人びとが、日々何を眺め、何に笑い、大坂の町を歩いたのかを読み解きます。
大坂には和歌に詠まれた古くからの名所も数多くありますが、江戸時代には、いわゆる伝説や俗説をもとにした「俗名所」が誕生し、街角のおかしなものが名所として紹介され、商都・大坂の経済を支える水運の開発と併せて新たな観光名所が生み出されました。近世、近代、そして現代を通して、名所が生み出されていくことの意味と、それを最大限に活用し楽しむ、人びとのたくましさに注目します。
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