「増田 敏也展 質感ノイズ」新宿高島屋

タイトル:Low pixel CG「質感ノイズ 浄瓶」 制作年:2022年 素材:陶 サイズ:325×170×145mm

名称:「増田 敏也展 質感ノイズ」新宿高島屋
会期:2022年3月30日(水)→4月11日(月)
会場:10階美術画廊 ※最終日は午後4時閉場。
住所:〒151-8580東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番2号
TEL: 03-5361-1111
URL: 新宿高島屋

タイトル:Low pixel CG「質感ノイズ 浄瓶」 制作年:2022年 素材:陶 サイズ:325×170×145mm
タイトル:Low pixel CG「質感ノイズ 浄瓶」 制作年:2022年 素材:陶 サイズ:325×170×145mm

このたび新宿高島屋美術画廊では「増田敏也展-質感ノイズ-」を開催いたします。
増田敏也は1977年大阪府に生まれ、1999年大阪芸術大学 芸術学部工芸学科金属工芸コースを卒業。
現在は国内外での発表を精力的に行い、その特徴的でウイットに富んだ作品でいま注目の美術家のひとりです。
増田敏也は「デジタル」という実在感のない概念を、むしろ実在感(或いは手触り感)そのものとも言える陶芸で表現する事で、実存とは何か?リアルとは何か?を訴えかけます。
低解像度な初期のコンピューターグラフィック(Low pixel CG)の特徴的でカクカクとしたビジュアルの様な作品から、観者はモチーフをそれと認識する際に自然と記憶や知識・経験によって不足部の細部を脳内に再現し、全体象をつくりあげます。
その行為により我々は固定観念と実在との差異をつきつけられ、実際に見る事、触れる事、感じる事の重要性を改めて再認識させられます。
今展では、立体造形としての陶芸という実に原初的な手わざを用いる事で、陶芸の持つステレオタイプからの脱却を試みる事に成功している増田の作品の中でも「POP ICON」シリーズと呼ばれる過去の優れた作品の本歌取りとも言える作品の発表となります。
用途を失い鑑賞される事のみが自らのアイデンティティーとなった国宝や重文等の作品を増田流に解釈した作品、新作約15点を一堂に展観いたします。
どうぞご高覧ください。

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