名称:「没後160年 歌川国芳の魅力 【第5回】国芳の風景画」神奈川県立歴史博物館
会期:2022年2月25日(金)~4月3日(日)予定
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(3月21日は開館)、3月22, 29日(火)
会場:常設展示室2階 テーマ3 近世
観覧料:常設展観覧券でご覧いただけます。
一般300円、20歳未満・学生200円、高校生・65歳以上100円
住所:〒231-0006神奈川県横浜市中区南仲通5-60
TEL:045-201-0926
URL:神奈川県立歴史博物館
昨年2021年は歌川国芳(1798~1861)の没後160年の年でした。国芳の「奇想」とも呼ばれる縦横無尽な発想と確かな筆致による表現は、150年以上経った現代に生きる人々をも魅了する力を持っています。この機会に常設展示室2階テーマ3 近世で丹波コレクションの国芳作品を5回にわけて展示します。
「国芳の魅力」第5回は風景画をご紹介します。浮世絵で風景画(名所絵)といえば葛飾北斎や初代歌川広重の作品が有名ですが、国芳の風景画も国芳ならではの魅力があります。誇張した影の表現や日本の絵画にはなかった入道雲の表現は西洋絵画を意識したと考えられています。また、東海道の旅路をあらわすために、複数の宿駅を一図にまとめた景観(「東海道五拾三駅〇宿名所」)も国芳ならではの表現といえるでしょう。国芳が生きた江戸の町の風景や旅に出てはじめて見られる風景など、国芳が見せたかった風景をお楽しみいただければ幸いです。
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