ウラサキミキオ 「まどはひらかれとじられる」ギャラリイK

ウラサキミキオ、カンヴァスに油彩、アクリル

名称:ウラサキミキオ 「まどはひらかれとじられる」ギャラリイK
会期:2022年3月28日(月)~2022年4月2日(土)
開館時間:11:30 〜 18:30 土曜日は17:00まで
休館日:日曜
入場料:無料
会場:ギャラリイK
住所:〒104-0031 東京都中央区京橋3-9-7 京橋ポイントビル 4F
TEL:03-3563-4578
URL:ギャラリイK

ウラサキミキオ、カンヴァスに油彩、アクリル
ウラサキミキオ、カンヴァスに油彩、アクリル

ウラサキミキオが絵画表現によって私たちに伝えようとしている、ある感覚。その感覚を敢えて一言で表すならば「ある光景が日常に唐突に現れては、消える」ということになります。普段の何気ない瞬間に、まるでウラサキを「ちょっと・・・」と呼び止めるかのように、その光景は「窓」のように開かれますが、その窓の向こうを見極めようとして目を凝しても、窓はみるみるうちに閉じられていくのです。そのような感覚がなぜ、起こるのか、それは何を意味しているのか、ウラサキにとってその問いは、彼の絵画表現の探求の道筋となってきた、ものの「存在自体を見ることは可能か」という問いと重なっています。なぜなら、彼を引きつけるその光景とは、人が知らず知らず身につけてしまう「ものの見方」の殻を破って「存在自体」が肉薄してくる瞬間なのかもしれないからです。

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