「矢島史織-めくるめく、ひとときの白-」軽井沢現代美術館

「Monster #20」 2021年 雲肌麻紙、膠、墨、岩絵具 90×90cm 矢島史織

名称:「矢島史織-めくるめく、ひとときの白-」軽井沢現代美術館
会期:2022年4月28日(木)〜2022年9月5日(月)
会場:軽井沢現代美術館
展示室:2階企画展示室
時間:10:00〜17:00
休館日:火曜日 水曜日 ※GW及び、夏期は無休開館
観覧料:大人 1,000円
   65歳以上・大高生 800円
   中小生 500円
   未就学児 無料
   ※入館料にはお菓子のサービスが含まれています。
   ※障害者手帳をお持ちの方は本人と付添いの方1名まで無料
住所:〒389-0111長野県北佐久郡軽井沢町長倉2052-2
TEL:0267-31-5141
URL:軽井沢現代美術館

「光の森」 2021年 雲肌麻紙、膠、墨、岩絵具、金箔 162.1×130.3cm 矢島史織
「光の森」 2021年 雲肌麻紙、膠、墨、岩絵具、金箔 162.1×130.3cm 矢島史織
「Monster #20」 2021年 雲肌麻紙、膠、墨、岩絵具 90×90cm 矢島史織
「Monster #20」 2021年 雲肌麻紙、膠、墨、岩絵具 90×90cm 矢島史織

白い光は降り注ぐのではなく、そこら中にある。
自然の中、子どもの瞳の中、そして私自身の瞼の中にも。
掬い上げて作品へと昇華させていくその工程、つまり絵作りについて考え直す機会が最近あり、改めて白い画面の中で新しい冒険をしてみた。
まだ冒険の途中であるが、古典的な技法で現代的な表現を目指したいという想いが強くある。
「光と影」を現象と心象の二つの方向から描いた作品は私自身の影であり光でもある。
八ヶ岳の樹影や木漏れ日、そして画面の奥へとつながる空間を描いた作品は、楕円型の光の現象による空間を意識した青い風景画である。
一方で「Monster」のシリーズは不可視である脳の発達からイメージを膨らませた作品で、画面としては平面的な描き方をしている。
この「Monster」は子どもの脳の成長を観察して感じた事がそのまま具象となっている。
最新のシリーズ、森とその影をモノトーンで描いた「光の森」は、画面構成をいくつかに分ける事から始める試みをし、一番上の層に金箔を装飾的に配置したところが特徴的である。
これらの作品は画面に対して異なるアプローチをしているが根底にあるものは同じである。
子どもの頃はフワフワとした雲の中の、空想の世界の住人であった。
今は雲肌麻紙にうっすらと胡粉をかけた優しい白い色から作品作りが始まる。
かつてのようにどっぷりと世界に入り込む事が出来たらその作品は上手くいったと言えるのではないかと思う。
矢島史織

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る