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名称：「米寿記念　文化功労者　森野 泰明 陶展　―響きあう彩りとフォルム―」日本橋高島屋Ｓ.Ｃ.（本館）
会期：2022年4月20日（水）→25日（月）
会場：本館6階　美術画廊
住所：〒103-6190東京都中央区日本橋 2-5-1
TEL：03-3246-4310本館6階 美術画廊（直通電話）
URL：日本橋高島屋Ｓ.Ｃ.（本館）

1934年京都市に生まれた森野氏は京都市立美術大学で富本憲吉氏の教えを受け、卒業後はシカゴ大学の招聘により2度に亘り渡米、当時、世界を席巻していたアメリカの現代美術を体感しました。その経験から日本人としてのアイデンティティを強く意識するようになり、以来、生まれ育った京都・五条坂で育った感性と日本独自の美意識を土台にした、自己の創意による現代の陶芸を制作し続けています。
艶を抑えた明快な色感による色彩表現と反復する抽象的な文様が、簡明なフォルムに生命を宿す。「フォルムと装飾」「形と文様」が一体化した独自の表現世界は、現代陶芸における表現のあらゆる可能性を切り開き、国内外で高く評価されています。
2021年に文化功労者として顕彰され、米寿を記念した今展では、「響きあう彩りとフォルム」をテーマに花器、壁掛などの新作を一堂に展観いたします。伝統と革新の風土が育んだ森野陶芸の幽艶の美を、ぜひご高覧ください。