名称:「辛島舟乙 個展」上野の森美術館
会期:2022年4月15日 (金) 〜 4月21日 (木)
入場料:無料
開館時間:10:00〜17:00
会場:ギャラリー
住所:〒110-0007東京都台東区上野公園1-2
TEL:03-3833-4191
URL:上野の森美術館
辛島舟乙個展「神名の麗気」
油彩画家、辛島舟乙は自らの作品について「制作前に自分の想いやテーマを決めて描くことはない。まずは自分を消すことから始め、あくまでも“かすかに感じ取れる”ことを形にするよう専念し、生きたものにするのが目標」と語ります。辛島にとって絵を描く行為は「祈りと同義で、神の意に添うこと」であり、言葉の通り作品には、目をつぶって瞑想する人や翼を持つ人、龍など、幻想の世界に住むもの、あるいは幻想の世界と繋がる神秘的な存在が多数登場します。「自分を見失わないため、光(神)と出会い、描くため」に画家の道を選んだ辛島を創作へと突き動かす渇望感と芸術の神様への忠誠心にも似た真摯な想いは、作品を見る者の心をざわめかせ、忘れ難く爪痕を残すような体験をもたらすことでしょう。
「作品の前では心を無にしてみて欲しい。光や温かさ、動きを感じてもらえたら嬉しい」と辛島が語るように、まっさらな気持ちで作品と向き合い、鑑賞していただければ幸いです。
【プロフィール】
辛島舟乙(からしま・ふねと)
油彩画家。1947年生まれ、東京都出身。小学生の頃より画家を志し、絵を学ぶも一度は諦めて別の道へ。ラグーザの展覧会に衝撃を受け、創作活動を再開する。祈る人や神秘的な存在をモチーフにした、情熱的で官能的な雰囲気の作風が特徴。2009年には「神話」を
テーマに、アーティスト石井竜也と共に『A Myth of the Art ~ 神話がアートでよみがえる!』展を開催し大きな反響を呼ぶ。また、2018年にはパリ、エチエンヌ・ドゥ・コーザン・ギャラリーにて個展を開催。現在も、旺盛な創作活動を続けている。
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