「高島仁回顧展ー松本城下の水彩画家ー」朝日美術館

「高島仁回顧展ー松本城下の水彩画家ー」朝日美術館

名称:「高島仁回顧展ー松本城下の水彩画家ー」朝日美術館
会期:令和4年4月1日 金曜日~5月29日 日曜日
会場:朝日美術館
休館日:月曜日
開館時間:午前9時~午後5時
住所:〒390-0872松本市北深志2-1-27
TEL:0263-31-0320
URL:朝日美術館

高島仁《高ボッチ草競馬》水彩画
高島仁《高ボッチ草競馬》水彩画

高島 仁は、松本を拠点に詩情あふれる水彩画を描き続け、昭和49年(1974)に74歳でこの世を去った作家です。同時に美術教師として長年教育現場に身を置き、多くの教え子を含めた中信地区の芸術家たちに影響を与えました。
半世紀を遡る高島の作品に目を引く派手さはありませんが、今、人々が最も求めている平和で穏やかな日常を想起させます。また、高島は好んで群衆のいる場面を描きましたが、その臨場感は高島の独特な画法によるものです。現場でのデッサンは一切せず、記憶を基に、リズミカルな無数の線により具体的な形を出現させています。それゆえ細部へのこだわりよりも、全体の印象を深くとらえた表現になっています。
本展では、高島を慕うかつての教え子たちが中心となって結成した高島仁回顧展実行委員会のご協力のもと、「表現とは何か」をひたむきに探求し続けた高島 仁の画業を、教員時代から突然の病に倒れるまでの水彩画・クロッキー約70点で振り返ります。

高島仁《ラヂオ体操》水彩画
高島仁《おどるおどる》水彩画

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