名称:「井川 健 漆 展」ギャラリー恵風
会期:2022年05月05日(木) 〜 2022年05月15日(日)
会場:ギャラリー恵風
時間:12:00~19:00(最終日は18:00まで)
休館日:月曜日
料金:無料
住所:〒606-8392 京都市左京区聖護院山王町21-3(東大路丸太町東入ル南側)
TEL: 075-771-1011
URL:ギャラリー恵風
漆芸作家・井川健さんの個展です。兵庫で生まれ京都で学び、現在は佐賀大学で後進の指導に当たる井 川さん、大きなコンペティションにおいて受賞歴も多く期待されている作家です。優れた機能を持つ漆、今回は伝統的な技法と新しい素材を合わせて漆造形の可能性を追求します。シャープなフォルムと深みのある光沢、漆黒の世界をお楽しみください。
木屎漆は漆と木屑と糊を練り合わせたもので、繊維質による強度と分厚くとも乾くという性質がある。天平期に隆興した乾漆仏には盛り上げ表現として盛んに用いられたというが、現在ではそのような造形の主役として使われることは少ない。今、これを使って貼り合わせるという方法に面白さと可能性を感じている。目立たないが、接着と形を繋げるためにかなりの量を使う。新しい素材を合わせてみることで、見えてくるものがあるのではないかと思う。(井川)
井川健
1980 兵庫県生まれ
2009 京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期課程)-博士(美術)取得
現在、佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授
個展
2017 ギャラリー恵風(京都/’14)
2018 祇をん小西(京都/’08、’11、’15)
2019 「艶のある形」髙島屋美術画廊X(東京)他
主な展覧会
2016 「IKI粋SUI展」染・清流館(京都)
2017 Loewe Foundation CRAFT PRIZE, The 2017 Nominees(スペイン・マドリード他)
Hard Bodies:Contemporary Japanese Lacquer Sculpture(アメリカ・ミネアポリス美術館)
2021 Cheongju Craft Biennale 2021「Tools for Conviviality」(韓国・清洲)
受賞歴
2009 国際漆展・石川2009 大賞
2012 第52回日本クラフト展 経済産業大臣賞・日本クラフト大賞
2017 第35回京都府文化賞 奨励賞
第3回金沢・世界工芸トリエンナーレ2017 金沢・世界工芸コンペティション 大賞
2021 第32回(2021年度)タカシマヤ美術賞
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。