中庭展示Vol.18 川上りえ「Yet We Keep Seeking for a Balance 2022」苫小牧市美術博物館

中庭展示Vol.18 川上りえ「Yet We Keep Seeking for a Balance 2022」苫小牧市美術博物館

名称:中庭展示Vol.18 川上りえ「Yet We Keep Seeking for a Balance 2022」苫小牧市美術博物館
会期:2022年4月29日(金)〜2023年3月12日(日)
休館日:月曜日 *月曜祝日の場合、その翌平日
開館時間:9:30〜17:00 *最終入場は閉館の30分前
会場:苫小牧市美術博物館 中庭展示スペース
観覧料:
   [4/29〜7/15, 8/29〜9/16, 11/7〜3/12] 一般300(240)円/高大生200(140)円/中学生以下無料
   [7/16〜8/28] 無料
   [9/17〜11/6] 一般600(500)円/高大生400 (300)円/中学生以下無料
   * ( )内は10名以上の団体料金
   * 観覧料の免除規定についてはお問い合わせください。
   * 常設展示および同時期開催の特別展・企画展・収蔵品展もあわせてご覧いただけます。
   * 年間観覧券でもご覧いただけます。
    ただし、9/17〜11/6の期間のみ、割引額(一般300円、高大生200円)でのご観覧となります。
   * 5月5日、11月3日は無料観覧日
住所:〒053-0011北海道苫小牧市末広町3-9-7
TEL:0144-35-2550
URL:苫小牧市美術博物館

中庭展示Vol.18 川上りえ「Yet We Keep Seeking for a Balance 2022」苫小牧市美術博物館
中庭展示Vol.18 川上りえ「Yet We Keep Seeking for a Balance 2022」苫小牧市美術博物館

「中庭展示-Court Installation」は、当館の中庭展示スペースにおいて、その空間を活用したインスタレーション(架設展示)を紹介するシリーズ企画です。第18回目となる今回は、鉄という素材自体や多様な芸術表現を通して物事の本質について考察する川上りえ(1961~ )の新作を紹介します。
2010年制作の《Yet We Keep Seeking for a Balance》の造形性に由来する本作は、中央から5方向に分岐するアームの先端に受け皿が配され、それぞれ均衡を保つ仕組みが施されています。内蔵するモーターにより動きがもたらされるその情景は、天秤を彷彿とさせると同時に、微妙なバランスによって成立している現代社会の本質を暗示するかのようにも映ります。
この機会に、中庭空間において展開する、川上のキネティック(動的)な要素をあわせ持つ金属彫刻をご覧ください。

川上りえ
千葉県生まれ。1989年東京藝術大学大学院修了。
近年は鉄や金属に見られる現象に着目し、そこから受け止められる様々な感覚を手がかりとする表現によって、物事の本質への問いかけを試みている。
彫刻、インスタレーション、インタラクティブ・ワークなどの作品表現を通して、札幌を中心に国内外で活動。
主な個展に、「Landscape Will 2019」 (札幌文化芸術交流センターSCARTS、北海道)、「Landscape Will -On the Ground-」(ギャラリー門馬ANNEX、北海道、2017)など。札幌文化奨励賞受賞(2012)、S-AIR AWARD(2014)受賞。

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