尼崎市コレクション「白髪一雄  -行為にこそ総てをかけて-」宮崎県立美術館

尼崎市コレクション「白髪一雄  -行為にこそ総てをかけて-」宮崎県立美術館

名称:尼崎市コレクション「白髪一雄  -行為にこそ総てをかけて-」宮崎県立美術館
会期:令和4年5月28日(土)~7月3日(日)
休館日:月曜日
開館時間:10:00~18:00(展示室への入室は17:30まで)
主催:宮崎県立美術館 尼崎市 宮崎日日新聞社
協力:(公財)尼崎市文化振興財団 株式会社ログキャビン 現代っ子センター
   アートトランジット株式会社
後援:宮崎県市町村教育委員会連合会、(公財)宮崎県芸術文化協会、朝日新聞社、
   毎日新聞社、読売新聞西部本社、西日本新聞社、夕刊デイリー新聞社、
   MRT宮崎放送、UMKテレビ宮崎、エフエム宮崎、宮崎サンシャインエフエム、
    ケーブルメディアワイワイ、MCN宮崎ケーブルテレビ、BTV株式会社
住所:〒880-0031宮崎県宮崎市船塚3-210 県総合文化公園内
TEL:0985-20-3792
URL:宮崎県立美術館

《尼崎西本町三丁目付近》 1947年 尼崎市蔵
《尼崎西本町三丁目付近》 1947年 尼崎市蔵

本展は、兵庫県尼崎市が所蔵する抽象画家・白髪一雄(1924-2008)のコレクションを全国の美術館で紹介する「白髪一雄発信プロジェクト」として開催するものです。
 白髪は床に広げたキャンバスに絵具を置き、その上で天井から吊したロープにつかまり、素足で描く独自のアクション・ペインティングを確立したことで知られています。戦後、関西で結成された前衛美術グループ「具体美術協会」の中心メンバーとして活躍し、行為の軌跡がそのまま画面に刻み込まれたダイナミックな作品は、国際的にも高い評価を得ました。また、密教に関心を持ち、厳しい修行を行った白髪の作品には、全身の力で格闘した生々しい身体性と、修行を通して培った深い精神性が同居し、観る者を圧倒します。
 本展では、初期の風景画から、徐々に抽象へと変化した1950年代の油彩、白髪の代名詞と言える足で描いた躍動感溢れるアクション・ペインティングの大作まで約70点の作品に加え、白髪が実際に使用したロープや画材などの資料によってその画業を辿ります。さらに、宮崎県を訪れ制作した作品や、当時の資料も合わせて紹介します。
 ―「行為にこそ総てをかけて」と、絵画の中に自ら入り込み行為そのものを表現した、白髪一雄の世界をご堪能ください。

《本能の結集》 1952年 尼崎市蔵
《本能の結集》 1952年 尼崎市蔵
《祝いの舞》 1981年 公益財団法人尼崎市文化振興財団蔵
《祝いの舞》 1981年 公益財団法人尼崎市文化振興財団蔵
《群青》 1985年 尼崎市教育委員会 (尼崎市立尼崎高等学校)蔵
《群青》 1985年 尼崎市教育委員会 (尼崎市立尼崎高等学校)蔵
《天女の舞》 2000年 尼崎市蔵
《天女の舞》 2000年 尼崎市蔵

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