「草を食む」アキバタマビ21

「草を食む」アキバタマビ21

名称:「草を食む」アキバタマビ21
期間:2022年4月10日(日)~2022年5月14日(土)
開館時間:12:00 〜 19:00 金曜日は20:00まで、土曜日は20:00まで
休館日:火曜日
入場料:無料
会場:アキバタマビ21
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202号室
TEL:03-5812-4558
URL:アキバタマビ21

図書館などで使われる用語に「ブラウジング」という言葉があります。気の向くまま本の背表紙を眺めたり、目的を定めずに本を手に取って拾い読みしたり、偶然出会うような探索方法全般を指す言葉です。時間はかかりますが、意図しない出会いや思わぬ発見が期待できる行為です。近年はインターネットの通販サイトや動画サイト、各種SNSといった色々なものがAI技術の発展によりその人の趣味嗜好にあったものを見極め勝手におすすめしてくれるという時代になりました。ブラウジングとは違い、インターネットは最短の時間で自分の嗜好に合う情報を簡単に得ることができます。しかしその即時的な特性は消費行動をいやが上にも促し、本当に望んでいたものや探していたものが見え辛くなっているのではないでしょうか。選んでいるつもりでもそれは本当に自分の意思で選んでいるのでしょうか。
この展覧会では、普段私たちがくり返し行っている「選択」という行為に改めて向き合うことを試みます。たとえ無意識であったとしても「選択」には何かしらの裏付けがあるでしょう。すべての行動の理由について改めて考え直すことは、隠された欲望を暴くようで不安を覚えるかもしれません。しかし、あえて向き合うことでこれまでにはなかった新しい視点を得ることはできないでしょうか。「草を食む」というタイトルはブラウジングの語源であり、家畜を放牧させ若葉や新芽を自由に食べさせるという意味で使われている言葉に由来します。草を食むことは栄養を取り入れて自分自身を作り上げてゆくことです。どの草を選ぶのか、よく考えて選ぶ、いつも通り選ぶ、なんとなく選ぶ、無意識に選ぶ、様々な選択の仕方があります。この展覧会では、それぞれの作家が「選択」をテーマに作品を提示します。そして鑑賞者にも作品を介して「選択」について見直すきっかけとなれば幸いです。

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