企画展「漆造形の旗手 栗本夏樹の世界」大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)

企画展「漆造形の旗手 栗本夏樹の世界」大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)

名称:企画展「漆造形の旗手 栗本夏樹の世界」大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)
期間:2022年4月16日(土)〜2022年7月3日(日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
閉館日:火曜日(祝日を除く)  
会場:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)企画展示室
入館料:(8階常設展示室の入場料を含む)
   一般4 0 0円(団体3 0 0円)
   高校生・大学生3 0 0円(団体2 0 0円)(要学生証提示)
  (注)団体は2 0名以上
   大阪周遊パスでもご入場いただけます。
   中学生以下、障がい者手帳・ミライロID等提示者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は
   無料です。
住所:〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋6-4-20
TEL:06-6242-1170
URL:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)

水の精霊(撮影  今西 徹)2015年
水の精霊(撮影 今西 徹)2015年

天然の塗料である漆は、古くから日用品や調度、建築装飾などに多用され、その独特な美観でもって、日本の伝統的な住まいやくらしの中に彩りを添えてきました。大阪出身の造形作家である栗本夏樹は、日本人の生活文化と密接に関わってきた漆という素材を、新たな生命を吹き込む神聖な存在と捉え、現代の生活空間を飾る様々な作品へと昇華してきました。栗本が漆を塗る対象は流木や樹皮、石などの自然物をはじめ、使用されなくなった紙管や自動車のボンネットなどの人工物にも及びます。1994年には大阪南港にあるアジア太平洋トレードセンターで行われたモニュメント制作の指名コンペティションに参加。この時に選出された“アジアの中の私”は、1996年のおおさかパブリックアート賞を受賞し、これを機にその活躍の場は公的な空間に置かれる造形物にまで広がりました。
本展では立体、平面、器物を中心とした栗本の過去から現在に至るまでの代表的な作品を一堂に集め、栗本が取り入れてきた表現の移り変わりを概観することができます。長い歴史の中で育まれてきた伝統的な美を継承しつつも、新たな発見に満ちた漆造形の世界をご覧ください。
◇ギャラリートーク◇ 4/23(土)・5/28(土)・ 6/25(土)/8階企画展示室にて14時から約1時間(申込不要)※入館チケットが必要です ※状況により人数制限をする場合があります

祈る形Ⅲ(撮影 斎藤さだむ)1993年
祈る形Ⅲ(撮影 斎藤さだむ)1993年
(左から)華の衣、月の衣、草の衣(撮影 斎藤さだむ)1999年
(左から)華の衣、月の衣、草の衣(撮影 斎藤さだむ)1999年
荘厳Ⅱ(撮影 斎藤さだむ)2007年
荘厳Ⅱ(撮影 斎藤さだむ)2007年

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