「戦場から妻への絵手紙展」市立伊丹ミュージアム

「戦場から妻への絵手紙展」市立伊丹ミュージアム

名称:「戦場から妻への絵手紙展」市立伊丹ミュージアム
期間:2022年7月25日(金)~8月28日(日)
会場:展示室1
休館日:月曜日 ただし、7月18日は開館、7月19日は休館。
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
入館料:一般200(150)円、大高生150(1000)円、中小生100(50)円
   *( )内は20名以上の団体割引
   *兵庫県内の小中学生はココロンカード提示にて無料
   *伊丹市内在住の高齢者割引有(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)
主催 市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体/伊丹市]
住所:〒664-0895 兵庫県 伊丹市宮ノ前2-5-20
TEL:072-772-5959
URL:市立伊丹ミュージアム

日本画家前田美千雄が、戦地から妻や家族へあてた絵はがきを紹介します。前田美千雄は、大正3年神戸生まれ。昭和12年東京美術学校(現・東京芸術大学)日本画科を卒業し、日本橋・三越百貨店美術考案部に就職。同13年現役入隊し、引き続き召集され日中戦争へ。同17年に除隊。同18年結婚。翌年再召集され、金沢市粟崎の部隊を経て、フィリピン、ルソン島へ上陸。同20年8月5日頃、マニラ東北の山中にて戦死と推定されました。遺骨も遺品も戻らず、妻や家族の手もとには、前田美千雄が戦地から送られたおよそ900通の絵はがきだけが形見として残りました。戦地から送られる絵葉書には、戦況悪化を感じさせない日常の風景や草花を描いた心穏やかのものが多く、細かい文字でびっしりと書き込まれた文章とともに、妻や家族への心遣いと愛情に満ちています。平成15年、柿衞文庫の創設者岡田柿衞との縁により当文庫に託されたこの絵手紙を、「すべての人々に平和が訪れますよう」という妻絹子氏の意志を継承し展覧いたします。

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