北澤美術館所蔵「ルネ・ラリック-アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」岡崎市美術博物館

北澤美術館所蔵「ルネ・ラリック-アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」岡崎市美術博物館

名称:北澤美術館所蔵「ルネ・ラリック-アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」岡崎市美術博物館
会期:2022年6月4日(土)〜8月28日(日)
開館時間:午前10時から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
料金:一般[高校生以上] 1,200 円(1,100 円)/小中学生600 円(550 円)
休館日:毎週月曜日、7月19 日(火曜日) ※ただし、7月18 日(月曜日・祝日)は開館
会場:岡崎市美術博物館(マインドスケープ・ミュージアム)
主催:岡崎市美術博物館
特別協力:公益財団法人北澤美術館
制作協力:NHKプロモーション
住所:〒444-0002愛知県岡崎市高隆寺町峠1 岡崎中央総合公園内
TEL:0564-28-5000
URL:岡崎市美術博物館

テーブル・センターピース《三羽の孔雀》1920 年
テーブル・センターピース《三羽の孔雀》1920 年

このたび、岡崎市美術博物館では「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック-アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」を開催いたします。
フランスのシャンパーニュ地方の小さな村アイに生まれたルネ・ラリック(1860-1945)は、アール・ヌーヴォーのジュエリー制作者、そしてアール・デコを代表するガラス工芸家として、二つの分野で頂点を極めた人物です。ラリックは1900年のパリ万博でジュエリー作家として脚光を浴びた後、1910年頃よりガラス工芸家となり、無色透明な素地を用いて鋳型成形によるシャープなデザインで、ガラス工芸を美術品にも負けない詩情豊かなものに昇華しました。
花瓶、香水瓶、鉢、置物などに始まったラリックのガラス製作は、室内装飾、野外モニュメント、そして教会の祭壇にまで広がりました。1925年「アール・デコ博覧会」では、夜間照明付きの野外噴水を立て、建物の内外装にガラスを用いるなど、大胆な着想を実現して見せました。この展覧会は「アール・デコ様式」の語源となった展覧会でもあります。ラリックの作品は、装飾美術の価値を芸術の域まで押し上げ、生活に新たな美意識をもたらしました。
本展では、世界屈指のガラスコレクションを誇る北澤美術館(長野県諏訪市)の豊富なコレクションの中からルネ・ラリックの作品を選りすぐり、ガラス工芸家としての全容をご紹介いたします。華やかで洗練されたフランス20世紀初頭のモダンな様式美をラリックによるガラス作品を通して是非ご高覧ください。
(公式サイトより)

中型常夜灯《キューピット》1920年
中型常夜灯《キューピット》1920年
]置物《座るねこ》1932年
]置物《座るねこ》1932年
花瓶《フォルモーズ》1924年
花瓶《フォルモーズ》1924年
香水瓶《カシス》1920年
香水瓶《カシス》1920年
カーマスコット《勝利の女神》1928年
カーマスコット《勝利の女神》1928年
花瓶《バッカスの巫女》1927年
花瓶《バッカスの巫女》1927年

※作品はすべて北澤美術館所蔵、撮影:清水哲郎、《バッカスの巫女》のみ撮影:竹本春二

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