「村山耕二ガラス作品展~ガラスと地球の関係について~」大丸京都店

左から 22-M01 横8×奥行8×高さ12.8cm 21-076 径6.7cm  21-062 横6.5奥行6.5×高さ14cm 技法:全て吹きガラス

名称:「村山耕二ガラス作品展~ガラスと地球の関係について~」大丸京都店
会期:2022年5/18(水)~24(火)※ 最終日は午後5時閉場
会場:6Fアートサロン ESPACE KYOTO
住所:〒600-8511 京都市下京区四条通高倉西入立亮西町79番地
TEL:075-211-8111
URL:大丸京都店

17-450 横9.5×奥行9.5×高さ10cm   22-M04 横8×奥行8×高さ15cm   19-412 横9×奥行9×高さ19.5cm   技法:全て吹きガラス
17-450 横9.5×奥行9.5×高さ10cm 22-M04 横8×奥行8×高さ15cm 19-412 横9×奥行9×高さ19.5cm 技法:全て吹きガラス

ガラスの造形を続けているうちに、この透明な素材は一体何なんだろう?と素材そのものに興味が移り、古代からのガラスを研究した後に、「砂」「土壌」から始まり近年は「岩石」まで地質を基にしたシリーズ 「Geological Glass」と題した表現を模索しています。「砂」や「岩石」は静かな物質と思われていますが、「砂」は1380℃以上で溶けてガラスに、「岩石」は1250℃~1300℃の環境になるとまるで生命を得た様に変容してゆきます。その変化は46億年前に太陽系や地球が形成されていく反応の様を観ているように感じられます。私にとって、このシリーズのガラスは「地球」への、併せて深遠な「宇宙」への問いかけでもあります。足元に転がっている「砂」や「岩石」から宇宙へと続く道を感じています。そして新たに溶岩を作りたいとの思いから、ガラスと金属を融合させた新作も加わりました。鑑賞していただく皆様にも感じてもらう事が出来れば嬉しく思います。
村山耕二

左から 22-M01 横8×奥行8×高さ12.8cm 21-076 径6.7cm  21-062 横6.5奥行6.5×高さ14cm 技法:全て吹きガラス
左から 22-M01 横8×奥行8×高さ12.8cm 21-076 径6.7cm  21-062 横6.5奥行6.5×高さ14cm 技法:全て吹きガラス

村山耕二
1967年 山形県山形市生まれ
1994年 日本現代ガラス展・入選
1996年 宮城県仙台市に工房「海馬」設立
古代ガラスの研究・再現、モロッコのサハラ砂漠の砂など国内外各地の砂を原料として吹きガラス技法を用いて多様なガラス作品を制作。
宮城芸術協会会員
日本ガラス工芸会会員
国画会会友

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る