「鎌倉時代の日常とやきもの ~東濃~」荒川豊蔵資料館

「鎌倉時代の日常とやきもの ~東濃~」荒川豊蔵資料館

名称:「鎌倉時代の日常とやきもの ~東濃~」荒川豊蔵資料館
会期:令和4年4月22日(金曜日)から8月21日(日曜日)
開館時間:午前9時30分から午後4時(最終入館時刻は午後3時30分)
休館日:月曜日(7月18日は開館)、5月6日(金曜日)、7月19日(火曜日)、8月12日(金曜日)
入館料:一般:210円
    団体(20名以上):150円
    共通券:310円(可児郷土歴史館、戦国山城ミュージアム、荒川豊蔵資料館の3館から2館を選んで入館。1年間有効)
    高校生以下、障がい者手帳提示の方(付き添いの方1名)は、入館無料
住所:〒509-0234岐阜県可児市久々利柿下入会352
TEL:0574-64-1461
URL:荒川豊蔵資料館

「鎌倉時代の日常とやきもの ~東濃~」荒川豊蔵資料館
「鎌倉時代の日常とやきもの ~東濃~」荒川豊蔵資料館

可児市には、木曽川流域を中心に多数の古墳や遺跡が残る一方、丘陵地にはやきものを焼いた古窯跡が点在しています。7世紀初頭から明治初期までの窯跡がありますが、今回の企画展では、可児市制40周年を記念して、今年話題となっている「鎌倉時代」のやきものに着目します。
鎌倉時代には、釉薬を掛けない(無釉)のやきもの「白瓷系陶器」が生産されました。平安時代に生産した灰釉をかけた「白瓷」の流れをくむやきもので、山中の窯跡から大量の茶碗類が出土することから「山茶碗」とも呼ばれます。出土資料をみると、量産品であることが推測されます。当時、これらの山茶碗がどのように使用され、流通したのか、気になるところです。
そこで本展では、鎌倉時代前後の歴史を踏まえつつ、可児市近隣の窯跡出土資料や豊蔵遺愛品、平安~鎌倉時代の風俗を垣間見ることができる絵などを紹介しながら、その器種や特性、用途や流通などを考察していきます。

山茶碗 鎌倉 館蔵
山茶碗 鎌倉 館蔵
常滑三筋壷 平安末 12c後 館蔵
常滑三筋壷 平安末 12c後 館蔵
白瓷皿 平安末 館蔵
白瓷皿 平安末 館蔵
仏器 平安末 可児・矢戸上野2号窯出土 可児市蔵
仏器 平安末 可児・矢戸上野2号窯出土 可児市蔵
鉄釉菊貼花文合子 鎌倉 14c前 瀬戸古窯出土 館蔵
鉄釉菊貼花文合子 鎌倉 14c前 瀬戸古窯出土 館蔵
志野茶碗 昭和 可児・大萱 荒川豊蔵 館蔵
志野茶碗 昭和 可児・大萱 荒川豊蔵 館蔵
黄瀬戸菊皿 昭和12~13年 可児・大萱 荒川豊蔵 館蔵
黄瀬戸菊皿 昭和12~13年 可児・大萱 荒川豊蔵 館蔵

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