「生誕90周年記念 服部一郎コレクション名品展」サンリツ服部美術館

「生誕90周年記念 服部一郎コレクション名品展」サンリツ服部美術館

名称:「生誕90周年記念 服部一郎コレクション名品展」サンリツ服部美術館
会期:2022年6月13日(月)-9月11日(日)
休館日:祝日を除く月曜日(ただし、6月13日月は開館、8月は無休)
入館料:大人1,000(900)円、小中学生400(350)円
   ( )内は団体20名様以上の料金
住所:〒392-0027長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
TEL:0266-57-3311
URL:サンリツ服部美術館

 サンリツ服部美術館では、1995年の開館以来、服部一郎(1932~1987)が蒐集した近現代の絵画を服部一郎記念室でご紹介して参りました。この度は生誕90周年を記念し、コレクションの名品を過去最大の規模でご紹介いたします。
 服部時計店創業者・服部金太郎を祖父に持つ一郎は、東京大学法学部卒業後にスイス、アメリカへの留学を経験し、その後も国際経済活動に諸外国を飛び回る多忙な生活を送りました。国際派の経営者として活躍していましたが、55歳という若さで急逝。実直で人望が厚かった彼の早すぎる他界は多くの方から惜しまれました。
 当館の近現代絵画コレクションは、諸外国を飛び回る忙しい日々の合間を縫って日本やフランス、アメリカなどで求めたものです。19世紀末から20世紀の作品が大半を占めており、親しみやすい画題と温かみのある色彩が多いその作品群からは、情に厚く、生きる喜びを大切にした人柄が偲ばれます。
 本展覧会では、当館のコレクションから50余の名品を精選し、画家同士の交流やつながりに触れつつご紹介いたします。服部一郎がこよなく愛した魅力あふれる作品との出会いを、お楽しみいただけましたら幸いでございます。

主な出品作品
ピエール=オーギュスト・ルノワール《女の肖像》
オディロン・ルドン《二つの林檎》
木村忠太《丘》 ※初出品
アルベール・マルケ 《サン・ジャン・ド・リュスの落日》
ジュルジュ・ルオー 《キリスト》
ラウル・デュフィ 《チェロ奏者たち》
パブロ・ピカソ 《座る女》
サルバドール・ダリ 《ペガサス》
マルク・シャガール 《世界の朝》
モイーズ・キスリング 《草の上に座る少女》
藤田嗣治 《冬のモンマルトル》
マリー・ローランサン 《チューリップのある静物》
ベルナール・ビュフェ 《振り子時計》
織田廣喜 《銀座服部時計店》
コンスタンタン・テレスコビッチ 《キャップ・マルタンの画家の庭》

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