企画展「成田満喜子展 人、色、模様」安城市民ギャラリー

企画展「成田満喜子展 人、色、模様」安城市民ギャラリー

名称:企画展「成田満喜子展 人、色、模様」安城市民ギャラリー
会期:2022年6月25日(土)〜7月9日(土)
開館時間:9:00~17:00
料金:観覧無料
休館日:月曜日
会場:安城市民ギャラリー
住所:〒446-0026愛知県安城市安城町城堀30
TEL:0566-77-6655
URL:安城市民ギャラリー

今回の企画展は、本市を中心に活躍し、令和2年に逝去された成田満喜子の色彩豊かな日本画を展示します。
成田は44歳ごろから日本画に取り組み始め、初期は木村光宏、後に森脇正人(共に現在、日展会員)に師事し、64歳(平成8年)で日展に初入選します。以後10回の入選を果たし、75歳(平成19年)に日展会友となります。
人物像を多く手掛け、モンゴル、ネパール、カンボジア、中国など海外を訪れては取材を重ね、画面の中にその土地に暮らす人々の姿を浮かび上がらせます。特に民族衣装を身にまとう女性の繊細な装飾や模様などを細部まで描きこむことで、その土地に生きる女性たちを凛と表現しています。成田は縦2mにも及ぶ150号の大きな作品の描き上げており、本展でも紹介します。ほかにも花や草木の作品を残しています。初期から晩年まで描いていたことから、色鮮やかで四季によって表情を変える草花は作家の大切なモチーフだったと思われます。
絵の中にとらえた背筋ののびた女性たち。強いまなざしと衣装における雄弁な模様の表現、色彩豊かで繊細に描かれた約70点に及ぶ作品に内在する作家の想いをぜひ感じていただければ幸いです。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「冬のけしき」夢二生家記念館・少年山荘
  2. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  3. 特別展「答志島~古代から続く海民たちの島」鳥羽市立海の博物館
ページ上部へ戻る