「あべ弘士の絵本と美術―動物たちの魂の鼓動―」佐野美術館

「あべ弘士の絵本と美術―動物たちの魂の鼓動―」佐野美術館

名称:「あべ弘士の絵本と美術―動物たちの魂の鼓動―」佐野美術館
会期:2022年7月2日(土)〜8月28日(日)
開館時間:10:00~17:00(入館の受付は16:30まで)
料金:一般・大学生1,100円 小・中・高校生550円
  ※8月1日(月)は入館無料(創立者・佐野隆一翁生誕日)
  ※土曜日は小中学生無料
  ※15名以上の団体は各2割引
  ※8月21日(日)は1割引(県民の日)
休館日:木曜日(8月11日は開館)
住所:〒411-0838静岡県三島市中田町1-43
TEL:055-975-7278
URL:佐野美術館

『ライオンのへんないちにち』 2002年 佼成出版社 © Hiroshi Abe
『ライオンのへんないちにち』 2002年 佼成出版社 © Hiroshi Abe

旭山動物園の飼育員として25年間勤務した経歴を持つ、絵本作家・あべ弘士。動物たちに宿る野生の本能を見つめ共に生きた経験が、あべの描く物語に今も息づいています。
生まれ育った北海道の大自然や文化をテーマとした作品をはじめ、近年では北極や南米への取材旅行を精力的に行い、鮮やかな色彩で動物たちの命の物語を発表し続けています。
嵐の夜、暗闇の中でヤギと天敵であるオオカミが互いを誰か知らずに出会い、その正体を知った後も友情を育んでいく代表作『あらしのよるに』(作:木村裕一)をはじめ、人気の「ライオンの〇〇ないちにち」シリーズなど、今年創作活動33年目を迎えたあべの絵本原画を中心に、その足跡を紹介します。
◆ あべ弘士
1948年北海道旭川市生まれ。旭川市在住。
1972年から25年間、旭山動物園の飼育係として様々な動物を担当。飼育係たちの間で話しあった“行動展示”の夢を絵として残し、旭山動物園復活の鍵となった。1996年動物園を退職し、現在は絵本制作を中心に、全国でワークショップなども行なっている。2011年からは、旭川市を拠点とした「ギャラリープルプル」の運営をはじめ、アートを通してこどもも大人も楽しめるまちづくりに励んでいる。

『そらいろのけもの』 「かがくのとも」2004年12月号(原作:V.V.ビアンキ 再話:澤口たまみ・2004年/福音館書店)©Hiroshi Abe
『そらいろのけもの』 「かがくのとも」2004年12月号(原作:V.V.ビアンキ 再話:澤口たまみ・2004年/福音館書店)©Hiroshi Abe
『雪の上のどうぶつえん-なぞの あしあとの まき-』 「かがくのとも」1989年3月号(1989年/福音館書店)*1997年改題『雪の上のなぞのあしあと』©Hiroshi Abe
『雪の上のどうぶつえん-なぞの あしあとの まき-』 「かがくのとも」1989年3月号(1989年/福音館書店)*1997年改題『雪の上のなぞのあしあと』©Hiroshi Abe
『あらしのよるに』(作:木村裕一・1994年/講談社) ©Hiroshi Abe
『あらしのよるに』(作:木村裕一・1994年/講談社) ©Hiroshi Abe
『クマと少年』(2018年/ブロンズ新社) ©Hiroshi Abe
『クマと少年』(2018年/ブロンズ新社) ©Hiroshi Abe
『ふたごのしろくま くるくるぱっちんのまき』(2012年/講談社) ©Hiroshi Abe
『ふたごのしろくま くるくるぱっちんのまき』(2012年/講談社) ©Hiroshi Abe
『よんでたのしい!いってたのしい!どうぶつえんガイド』 「かがくのとも」1991年4月号 (1991年/福音館書店) ©Hiroshi Abe
『よんでたのしい!いってたのしい!どうぶつえんガイド』 「かがくのとも」1991年4月号 (1991年/福音館書店) ©Hiroshi Abe
『森からのてがみ③』(文:N.スラトコフ 訳:松谷さやか・2002年/福音館書店)©Hiroshi Abe
『森からのてがみ③』(文:N.スラトコフ 訳:松谷さやか・2002年/福音館書店)©Hiroshi Abe

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 彦根屛風 彦根城博物館蔵
  2. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
  3. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
ページ上部へ戻る