名称:「水津達大展 アトモスケープ」西武池袋本店
会期:2022年6月22日(水)~28日(火)
開場時間:午前10時~午後8時
※最終日6月28日(火)は、当会場のみ午後4時にて閉場いたします。
会場:6階(中央B7)=アート・ギャラリー
住所:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1丁目28−1
TEL:03-3981-0111(代表)
URL:西武池袋本店
緑の水面が印象的な「水辺」のシリーズ、そして平安古筆の料紙の復興プロジェクトである「風力発電」の作品など20余点をに展観いたします。繊細な感性により描かれる、水津氏ならではの静謐で透明感溢れる作品世界をぜひご堪能ください。
風雅――。古来、日本人は大自然の悠久の営みに癒されてきた。日本の絵画とは、そうした大自然への窓口であり日々の生活に潤いと安らぎを与えるものであった。それならば、人新世における日本の絵画とは何か?水津達大は、この問いをアクチュアルな形で追求する。現代の雪月花として表現された「水辺」「Sea trace」「白い海」「花の雲」「風力発電」シリーズ。限りなく明澄で静謐な美の中に、久遠の息吹がこだましている。
秋丸 知貴(美術評論家)
[水津 達大 profile]
1987年 広島県生まれ
2011年 東京藝術大学大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2013年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修士課程日本画修了
■個展
2021年 「水津達大展 風景の行方」Bunkamura Box Gallery, 東京
2020年 「風景へ 水津達大 絵画展」日本橋三越本店, 東京
2019年 「遠くへ」草友舎,東京、「Nouvelle direction de la peinture japonaise」 GALERIE 48, Lyon
2016年 「Dialogues avec les aînés」GALERIE 48, Lyon
2015年 「水津達大個展」ギャラリーゴトウ, 東京
2014年 「レスポワール展 2014」銀座スルガ台画廊, 東京
■主なグループ展など
2020年 「杜の都 仙台三越アートフェア」仙台三越, 宮城
2019年 「空翠会」富山大和, 富山[〜’21]「日本画からNIHONGAへ ~安芸の詩~」日本橋三越本店, 東京、「昇々華会」鈴木美術画廊, 東京(〜’21)
2018年 「日本画解放区」Bunkamura Gallery, 東京(〜’20)、「東美アートフェア」東京美術倶楽部, 東京
2017年 「第5回 郷さくら美術館 桜花賞展」郷さくら美術館, 東京、「2017 MITSUKOSHI ART CUBE」日本橋三越本店, 東京
2016年 「Seed 山種美術館 日本画アワード 2016」山種美術館, 東京(’19)
2015年 「FACE 2015 損保ジャパン日本興亜美術賞展」東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館, 東京(’18)
2014年 「無窮の會」日本橋三越本店, 東京(〜’18,’21)
■活動
2020年 新井正人『鷗外文学の生成と変容─心理学的近代の脱構築』挿画・装丁
2019年 「岩絵具、フランスの山脈を彩る。−「扇面貼交屏風」の共同制作を通じて−」、講演会・ワークショップChamonix, Annecy 在リヨン領事事務所主催笹川日仏財団助成事業
2018年 日仏友好160周年記念 「日本画×新世代 −伝統と伝承−」、展示・講演会・ワークショップHôtel de Ville, Lyon ほか 在リヨン領事事務所主催
2016年 金峯山寺 東南院 大峯奥駈修行 満行(’18)
2013年 「国宝 伴大納言絵巻」模写事業参加東京藝術大学買上
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