中村ケンゴ 「ガレージセレクション」un petit Garage

スピーチバルーン・イン・ザ・ヒノマル」2017年、パネルに和紙、岩絵具、顔料、アクリル、樹脂膠、145.5×145.5 cm

名称:中村ケンゴ 「ガレージセレクション」un petit Garage
会期:2022年6月7日(火)~2022年7月23日(土)
休館日:土曜、日曜、祝日
  6月11日・6月25日・7月9日・7月23日は開廊
開館時間:12:00 〜 18:30
入場料:無料
会場:un petit Garage
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7-17-1 銀座武蔵野ビル 1F
URL:un petit Garage

スピーチバルーン・イン・ザ・ヒノマル」2017年、パネルに和紙、岩絵具、顔料、アクリル、樹脂膠、145.5×145.5 cm
スピーチバルーン・イン・ザ・ヒノマル」2017年、パネルに和紙、岩絵具、顔料、アクリル、樹脂膠、145.5×145.5 cm

この度un petit GARAGEでは、中村ケンゴ個展「ガレージセレクション」を開催いたします。
彼の作品は、和紙に岩絵の具で描く技法なので、技法では日本画と呼ばれるわけですが、マンガの吹き出しやケータイで使う顔文字などを描くことから、ポップアートの枠組みで語られることが多いようです。今回は、たくさんあるシリーズの中から、漫画の吹き出しやモブ(主人公以外の名もなき登場人物たち)のシリーズ、美大生の時から続くジャパニーズフロッグのシリーズ、ケータイの絵文字を使った自我曼荼羅のシリーズなどの小品を約10点を展示・販売いたします。
2022年5月31日に楽天NFTマーケットプレイスから、中村ケンゴの作品《収蔵庫》がNFT現代アート作品として販売されます。このタイミングに合わせて、フィジカルな場所で、実物の作品を見ていただけるよう企画いたしました。本当に作品に興味があり、画像ではなく、実際に目で確かめたいという方のためのものです。
さらに、美大生の頃に担当教授からは認められなかった、と聞いている作品のシリーズも、修了から約20年経てば、時代の方が追い付いてきていて、とても現代的で批評精神もあり、さらに色使いが若者の気持ちにフィットしている、のです。作品《ジャパニーズ・フロッグ》はまさに修了制作のテーマであったシリーズですが、今の時代の空気を反映させていて、魅力的です。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
  2. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
  3. 特別展「岩合光昭写真展 こねこ」秋田県立近代美術館
ページ上部へ戻る