名称:「平山郁夫が描いた「奥の細道」-松尾芭蕉がみた石巻-」石巻市博物館
会期:令和4年5月20日(金)~令和4年6月26日(日)
会場:石巻市博物館
観覧料:一般800円/高校生500円/小中学生300円
※上記料金で常設展も観覧できます。
※20名以上の団体は2割引
主催:石巻市博物館
共催:公益財団法人石巻市芸術文化振興財団
監修:武蔵野美術大学 教授 加藤幸治
協力:平山郁夫シルクロード美術館 平山郁夫美術館
後援:tbc東北放送/ミヤギテレビ/東日本放送/仙台放送/NHK仙台放送局/河北新報社/三陸河北新報社(石巻かほく)
石巻日日新聞社/ラジオ石巻FM76.4
住所:〒986-0032 宮城県石巻市開成1-8
TEL:0225-98-5630
URL:石巻市博物館
描かれた“ふたつの道”をあるく展覧会
「歌枕の地」をみちのくに訪ね、漂白のなかで俳諧をみがいていった松尾芭蕉。
「仏教伝来の道」をシルクロードに訪ね、画業の原動力にしていった平山郁夫。
シルクロードの画家として広く知られた日本画家平山郁夫は、平成に入ったころから日本の「路」をテーマとして日本各地を旅しました。本展示で一堂に展示する「奥の細道」と「平泉」の一連の作品もそのひとつです。
平山郁夫が円熟期に日本の原風景を描いた動機には、つぎの二つを見いだすことができます。
そのひとつは、開発によって歴史ある風景が失われることへの危惧でした。日本の誇るべき自然と文化を描いて残したいという想いは、世界の文化遺産の保存のために尽力した「文化財赤十字」の活動への熱意へとつながっています。
もうひとつは、シルクロードから奈良へと辿ってきた「仏教伝来の道」が、さらに日本文化として浸透し、成熟していく過程へのまなざしがあります。東北は「仏教伝来の道」の東の終着地でもありました。
平山郁夫は生涯を通じて文化財保護に尽力し、東日本大震災における文化財レスキュー事業についても「文化財赤十字」の活動を支援する公益財団法人文化財保護・芸術助成財団の助成により実施されました。震災からの復活を遂げ再スタートした石巻市博物館において、平山郁夫の画業とともに、平山郁夫が描いた「奥の細道」、松尾芭蕉がみた石巻について紹介します。
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