名称:開館20周年「関西の80年代」兵庫県立美術館
会期:2022年6月18日(土)〜2022年8月21日(日)
会場:兵庫県立美術館
時間:10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日 7月19日(火)※ただし7月18日(月・祝)は開館
観覧料:一般 1,500円(団体/前売 1,300円)
大学生 1,100円(団体/前売 900円)
高校生以下無料 70歳以上 750円(団体 650円)
障がいのある方(一般) 350円(団体 300円)
障がいのある方(大学生)250円(団体 200円)
※「県民プレミアム芸術デー」7月12日(火)~18日(月・祝)は無料(チケットを購入済みでも払い戻しはありあせんのでご注意ください)
※団体:20名以上(団体鑑賞を希望の場合は1ヶ月前までに美術館までご連絡ください)
※前売販売期間:5月10日(火)~6月17日(金)(会期中は販売しません)
※一般以外の料金で利用の方は証明書を観覧当日提示ください
※障がいのある方1名につき、介護の方1名無料です
※コレクション展は別途観覧料が必要です(本展とあわせて観覧の場合は割引があります)
※混雑時は人数制限があります
住所:〒651-0073兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
TEL:078-262-0901
URL:兵庫県立美術館
なぜ、いま80年代なのでしょうか?
兵庫県立美術館の前身である兵庫県立近代美術館では、かつて「アート・ナウ」というシリーズ展を開催していました。その年、目覚ましい活躍をみせた作家を紹介し、関西アート・シーンのいまを伝えようとする名物展覧会でした。特に80年代にはまだ20代の作家が続々と参加し、競うように大作を発表する場となります。折しも関西では活きのいい若手が「関西ニューウェーブ」として注目を集めており、この地域ならではの前例にとらわれない個性的な表現ゆえに、現代美術は「西高東低」とも言われました。
時代はバブル景気とポストモダン、何とも華やかで恵まれた状況にも思われますが、いまや国内外で活躍する作家たちも当時はまだ駆け出しです。70年代の禁欲的な傾向とは一転、心躍る色やイメージにあふれた作品群は、ニッポンの片隅で美術作家として何を作りどう生きていくのか、大いに悩みつつそれぞれのリアリティを掘り下げた成果であり、結果的に現代にまで引き継がれる数々の表現語彙を生み出しました。
現代アートの原点とも言える80年代、関西発の類を見ない作品群は、困難ないまをよりよく生きるヒントを与えてくれるに違いありません。
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