「中村祐子 日本画展 -光の輝き 命の輝き-」松坂屋名古屋店

「中村祐子 日本画展 -光の輝き 命の輝き-」松坂屋名古屋店

名称:「中村祐子 日本画展 -光の輝き 命の輝き-」松坂屋名古屋店
会期:2022年6月22日(水)→28日(火)最終日は16時閉場
会場:美術画廊 南館7階 第二画廊
住所:〒460-8430 名古屋市中区栄三丁目16番1号
TEL: 052-251-1111
URL: 松坂屋名古屋店

日本には豊かな四季があり、身近な四季を彩る美しい草花や、そこに寄り添う小さな生命から、そのうつろいを感じることができます。中村祐子氏は、鎌倉時代の仏画の研究を通じて学んだ古典技法「截金」(きりかね)や、日本画の伝統的な画材である金箔や雲母などを用い、光の輝きを画面に取り入れ、四季の中で息づく生命の輝きを、優しくあたたかな眼差しで描いています。 截金は、飛鳥時代に仏教とともに大陸より伝えられた後、鎌倉時代に最盛を迎え、多くの仏教美術に用いられ、独自の発展を遂げました。金属箔を何枚か焼き合わせ、厚みを持たせた後、竹刀で切り、筆端につけて貼るこの技法は、限られた継承者により現代に受け継がれ、茶道具や工芸品にも応用されるなど近年再び脚光を浴びている伝統技法です。 伝統的な花鳥画という画題に古典的な技法を用い、その中から新しい表現を追求し続けることで、植物や生き物という現実的なモチーフが、作品の中でうまく融合した世界を創り出します。

略歴
1977年 東京都出身
1999年 早稲田大学第一文学部 美術史学専攻 卒業
2005年 東京藝術大学美術学部日本画専攻 卒業
2007年 同大学大学院 修士課程 文化財保存学保存修復日本画修了
2010年 同大学大学院 博士課程 修了 博士号取得
2012年 神戸アートマルシェ出品
2013年 アートフェア東京出品 個展(東武池袋春の絵画市・ながの東急)
2014年 個展(池袋東武・黒崎井筒屋・f.e.i art gallery )
  「截金女流作家三人展」(ぎゃるりあじゅーる)
2015年 第3回 郷さくら美術館桜花賞展 出品
  個展(船橋東武・たまプラーザ東急・ながの東急・池袋東武・ギャラリーショアウッド)
  伊藤忠商事2016年カレンダー原画採用
2016年 個展(伊藤忠アートギャラリー・あべのハルカス・池袋東武)
  高砂香料工業株式会社2017年カレンダー原画採用 2017年 個展(ながの東急・池袋東武)
  マール社「和の心 年賀状素材集」原画掲載(〜2018)
2018年 個展(あべのハルカス・たまプラーザ東急・池袋東武)
  「青晴会」(横浜高島屋・大阪・京都巡回 2016〜)
  JFEホールディングス2019年カレンダー採用
2019年 個展(大丸神戸店、ながの東急、船橋東武絵画市)
  「青晴会」(大阪高島屋・新宿巡回) 2020年 個展(船橋東武、池袋東武絵画市)
  「青晴会」(大阪高島屋) 他、グループ展多数
  東京藝術大学大学美術館非常勤講師(2011〜2019)
  現在、女子美術大学非常勤講師
賞歴
2003年 安宅賞
2005年 第三回 トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞 入選
2006年 第三回 前田青邨記念大賞 入選
2008年 第四回 前田青邨記念大賞 入選
2010年 野村賞 博士修了作品買い上げ
2012年 絵の現在 第40回選抜展 銅賞

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「オダイバ恐竜博覧会2024」フジテレビ本社屋
  2. 「カイつまんで、ヒモときます。 ~しな水の貝展~」しながわ水族館
  3. 「アイナ・ジ・エンド photo exhibition ‐幻友‐」PARCO MUSEUM TOKYO
ページ上部へ戻る