「没後70年 梥本一洋 – 優美なる日本画の世界 – 」京都府京都文化博物館

「没後70年 梥本一洋 - 優美なる日本画の世界 - 」京都府京都文化博物館

名称:「没後70年 梥本一洋 – 優美なる日本画の世界 – 」京都府京都文化博物館
会期:2022年6月4日(土)~2022年7月31日(日)
開館時間:10:00 〜 19:30
休館日:月曜日
   特別展期間中は18:00まで、特別展期間中の金曜日は19:30まで
入場料:一般 500円、大学生 400円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
会場:京都府京都文化博物館
住所:〒604-8183京都府京都市中京区三条高倉
TEL:075-222-0888
URL:京都府京都文化博物館

《壬生狂言の楽屋》1915年、第9回文展出品作、京都府蔵(京都文化博物館管理)
《壬生狂言の楽屋》1915年、第9回文展出品作、京都府蔵(京都文化博物館管理)

梥本一洋(1893〜1952)は、近代京都で活躍した日本画家です。本年は、一洋の没後70年にあたります。これを機に、本展では京都府コレクションを中心とした作品、資料から一洋の画業を振り返ります。
京都の染織図案を営む家に生まれた一洋は、京都市立美術工芸学校・京都市立絵画専門学校(現在の京都市立芸術大学)を卒業後、山元春挙に師事し、その画塾・早苗会で研鑽をつみました。文展、帝展を中心に活躍し、大和絵に学んだ優雅な人物画で知られるようになります。1931年頃からは同時代の婦人像を描いた作品を発表、また風景画へと展開します。師の春挙が没すると、同門の川村曼舟に師事して、早苗会の中心的な画家となりました。曼舟没後は、早苗会を解散し、新団体・耕人社を結成し、その中心となります。
当館では2001年秋に特別展「梥本一洋展」を開催しており、本展は21年ぶりの展観となります。一洋の描き出す優美な日本画の世界をお楽しみください。

《女人高野》1923 年、大阪毎日新聞社主催 日本美術展出品作、京都府蔵(京都文化博物館管理)
《女人高野》1923 年、大阪毎日新聞社主催 日本美術展出品作、京都府蔵(京都文化博物館管理)
《酒典童子》1929 年、第 10 回帝展出品作、京都府立医科大学蔵
《酒典童子》1929 年、第 10 回帝展出品作、京都府立医科大学蔵
《月下清韻》1930~40 年代、京都府蔵(京都文化博物館管理)
《月下清韻》1930~40 年代、京都府蔵(京都文化博物館管理)
《湖畔晴日》1942 年、早苗会試作展出品作、京都府蔵(京都文化博物館管理)
《湖畔晴日》1942 年、早苗会試作展出品作、京都府蔵(京都文化博物館管理)

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