特別企画展「山王祭がゆく~二人の絵師と人・まち・祭~」アーツ千代田 3331

特別企画展「山王祭がゆく~二人の絵師と人・まち・祭~」アーツ千代田 3331

名称:特別企画展「山王祭がゆく~二人の絵師と人・まち・祭~」アーツ千代田 3331
会期:2022年8月31日(水)〜11月27日(日)
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)
入館料:一般(高校生以上)300円、中学生以下無料
休館日:月曜日・火曜日〔9月19日(月)・10月10日(月)は開館〕
会場:三木美術館
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14
URL:アーツ千代田3331

岡田親「江戸町火消 六十四組勢揃 その一」
岡田親「江戸町火消 六十四組勢揃 その一」

この度アーツ千代田 3331 では、江戸時代から続く伝統の「山王祭」の開催時期に合わせ、「アーツ千代田 3331 特別企画展『山王祭がゆく 〜二人の絵師と人・まち・祭〜』」を開催いたします。
山王祭と言えば、番町・麹町・日本橋・京橋・銀座周辺という、日枝神社(千代田区永田町)の広大な氏子町を、豪華な山車や附祭(つけまつり)が、300mの長い行列となって街を練り歩く、華やかな祭礼行列の「神幸祭」が見所のひとつです。ビルに覆われた大都市・東京の街を背景に、勇ましい木遣り(きやり)の声が響き、時代装束に身を包んだ総勢500名が厳かに歩を進める光景は、江戸からの歴史が積層し受け継がれる東京の風物詩であり、その場所に住む人々が作り出した都市文化とも言えます。
2020年に続き今年2022年の山王祭も、神幸祭を始め、神輿宮入などの祭礼行事が感染症拡大防止のために見送られることになりました。本展は、現代に生きる絵師 岡田親(ちかし)氏と木下栄三氏2名による江戸と現代が交錯する作品群と、江戸時代に描かれた山王祭の壮麗な絵巻物(レプリカ)を同時に展示し、一時的に姿を消した祭礼行列を振り返り、ハレの日として祭を迎える人々の心情や街の景色に思いを巡らせる展覧会です。会期中アーツ千代田 3331 のウッドデッキには、実際に使用された御仮屋(おかりや)*を、鳶頭(かしら)の手で建て、再現展示を行います。
歴史・美術・都市文化の三つ巴で東京の魅力を伝える本展を、どうぞご高覧ください。
*御仮屋(おかりや):お祭りの期間にのみ造られ、神輿渡御の際に一時的に神輿が休む「仮の宮」のこと

木下栄三「鍛治橋御門」
木下栄三「鍛治橋御門」

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