夏季テーマ展「中川一政 ー薔薇、向日葵、そしてムーヴマンを描くー」白山市立松任中川一政記念美術館

夏季テーマ展「中川一政 ー薔薇、向日葵、そしてムーヴマンを描くー」白山市立松任中川一政記念美術館

名称:夏季テーマ展「中川一政 ー薔薇、向日葵、そしてムーヴマンを描くー」白山市立松任中川一政記念美術館
会期:2022年6月18日(土)〜8月28日(日)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金:一般200円、高校生100円(20名以上の団体は半額)
   中学生以下および障がい者手帳を提示の方とその介護者1名は無料
休館日:月曜日(ただし7/18(月・祝)開館、7/19(火)休館)
会場:白山市立松任中川一政記念美術館
住所:〒924-0888石川県白山市旭町61-1
TEL:076-275-7532
URL:白山市立松任中川一政記念美術館

中川一政(1893-1991、文化勲章受章者)の作品の魅力を知るうえで大切なキーワードに「ムーヴマン」があります。「ムーヴマン」とは、動きを感じさせる表現を言いますが、中川は、美しく整った画ではなく、たとえ荒々しくとも、今にも動きだしそうな生きている画を追求し続けました。
そして、彼が大切にした「ムーヴマン」には、もう一つの意味があります。 それは、画家自身の心の動き、つまり「感動」です。
-私の仕事は、志は何ぞや、という東洋の考えから始まる。東洋でいえば感動のことで、西洋からいえばムーヴマンのことである。ここを根柢にして、私の仕事ははじまる。(中略)感動を殺さないように、画面に定着することが仕事だ。(中略)私は薔薇をかく。向日葵をかく。しかし、私は薔薇をかいているのではなく、向日葵をかいているのでもない。それらの形、色をかいて、ムーヴマンをかいているのだ。(「日は東より出づ」後記 1984年より)-
心の動くままに、生命感豊かな花を描きだそうとする姿勢を、代表的な画題である「薔薇」や「向日葵」にスポットを当て紹介します。

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