「三枝聡個展」ギャルリー・パリ

「三枝聡個展」ギャルリー・パリ

名称:「三枝聡個展」ギャルリー・パリ
会期:2022年6月19日(日)~29日(水)
開館時間:12時~19時 (最終日17時まで)
休廊日:8月1日(月)
会場:ギャルリー・パリ GALERIE PARIS
住所:〒231-0021横浜市中区日本大通14 旧横浜三井物産ビル1
TEL:045-664-3917
URL:ギャルリー・パリ

「三枝聡個展」ギャルリー・パリ
「三枝聡個展」ギャルリー・パリ

“MATERIAL LOVE”資本主義の終わりに
1963年生まれの私の幼少期の明日とは新しい日のことだった。都市には新しい素材の見たこともないモノが次々と現れ、身の回りにも、新しいクツ、服、カバン、テレビ、ラジカセ、自動車、インテリア、物質文明は無限に膨張していくいるかのように思えた。
我々が90年代にアメリカに訪れたとき、自分が憧れた未来をイメージしていたモノ達は既にスクラップされゴミの山に横たわっていた。ラウシェンバーグもジャスパージョーンズも美術館の中にいた。
私の作品の素材として使うPVC(塩化ビニル)は、1931年にドイツで開発され、工業化が進むにつれ様々なモノに生産された。まさに物質文明を象徴する素材だ。
私は、素材のモノとしての独自性をリスペクトし、アートに昇華させる、実験的な作品を手がけている。私の幼い頃身の回りに次々と登場した、ピカピカのビニールのアイテム達、それらの素材が物質として還元するプロセスに、絵画という自由で解放的なアクションを共存させ、独自性を込めたアートに変換していく。

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