堀江たくみ、西川圭祐「かわいい展」新宿眼科画廊

堀江たくみ、西川圭祐「かわいい展」新宿眼科画廊

名称: 堀江たくみ、西川圭祐「かわいい展」新宿眼科画廊
会期:2022年6月17日(金)~2022年6月29日(水)
開館時間:12:00 〜 20:00 水曜日は17:00まで
休館日:木曜
入場料:無料
会場:新宿眼科画廊 スペースM
住所:〒163-0004 東京都新宿区四谷4-22 第二富士川ビル1F
TEL:03-5285-8822
URL:新宿眼科画廊

みなさん、こんにちわ。堀江たくみです。
陶作家をやっています。
僕は20代半ば頃から、キャラクターや落書きをモチーフにした絵付けを施した陶芸作品を制作しています。
僕が制作したものは「かわいい」と言われることがよくあります。
知り合いにはわりと話していることなのですが、制作してるときはむしろ「陶芸らしい渋さのある、かっこいいものに焼きあがったらいいな」と思いながら制作していることが多いです。
これは今でもわりと思ってたりします。
キャラクターを描いてるからなのかな?と思い、落書きの描線だけを抽出した作品も手掛けるようになりましたが、やはりかわいいと言われます。ていうかなんなら、別に何も描いてなくても成形の段階でもしょっちゅう言われます。
それが嫌だというわけでは決してないのですが、それ以外の感想も何かもらえないものかとぼんやり考えたりしました。
そんな折、僕が数年前から住んでいる金沢のシェアハウスに、西川圭祐くんが居候として不定期的に住み始めました。
西川くんは平面作品を主に手掛けており、シンプルな線と精度の高い構図が特徴的です。
西川くんもキャラクターを描いていました。ちょうど、僕が描いているような、低い頭身の子どものキャラクターです。
話をしてみると、どうやら彼も「色々なものを作ってみたが、かわいいとしか言われなかった」と少し悩んでいる様子でした。
そのとき僕はちょうど、新宿眼科画廊さんから展示の誘いを受けていました。それならば彼を誘って、二人の作品を展示することで、このことに対して何かが出来るんじゃないかという話になりました。
というわけで、堀江たくみと西川圭祐の二人展です。
「かわいい」と言われることに対して、今よりももう少しだけポジティブに捉えられるようにしようね。

HORIE Takumi / 堀江 たくみ
〔プロフィール〕
1988 大阪府守口市に生まれる
2010 近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻 卒業
2012 金沢美術工芸大学修士課程美術工芸研究科 修了
2012~2016 近畿大学文芸学部芸術学科非常勤助手として勤務
2013頃から現在の作風になっていく
2017 陶芸家の四井雄大に誘われ金沢でシェアハウスを始める
〔個展〕
2012 「restart for tomorrow」(スペクトラムギャラリー / 大阪)
2014 「エンブリオ」(スペクトラムギャラリー / 大阪)
2016 「viewpoint」(オソブランコギャラリー / 大阪)
2018 「いつだって僕ら曖昧で、静かすぎて眠れない」(中央本線画廊 / 東京)
2022 「堀江たくみの同人陶芸」(ギャラリー数寄 / 愛知)
〔グループ展〕
2015 藤城嘘企画 カオスラウンジ7「穏やかじゃない」(ビリケンギャラリー / 東京) 2016 “KITAJIMA/KOHSUKE” # 13 ~池と怪物編~(カタ/コンベ / 東京) 2017 藤城嘘企画 カオスラウンジ9「Vapor地獄」(ビリケンギャラリー / 東京)
2018 杉本憲相、堀江たくみ、宮下サトシ三人展「わたしはお皿に落書きをしません。」(ゲンロン カオスラウンジ五反田アトリエ / 東京) 2019 堀江たくみ、四井雄大二人企画「堀江たくみと四井雄大の展でのふるまい」(あをば荘 / 東京) 2020 藤城嘘企画 「カオスラウンジXI キャラクターオルガナイズ」(ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエ / 東京)
2021 「キタイッサカ・ザ・ライド」(ギャラリー数寄 / 愛知)
2021 「故郷」(新宿眼科画廊 / 東京)
2021 「好きなかたちIII」(ギャラリー数寄 / 愛知)
2021 「ぐいのみ展」(日本橋三越本店 / 東京)
2022 「ゆきどけ」(新宿眼科画廊 / 東京)
2022 「フード」(atelier&gallery creava / 金沢)
2022 堀江たくみ+名もなき実昌二人展「往福(=´∀)人(´∀=)往来」(art space tetra / 福岡)
2022 堀江たくみ×西川圭祐二人展「かわいい」(新宿眼科画廊 / 東京)

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