「白瓷・色絵箔巧彩 佐藤 典克 & 萩・淡青釉 岡田 泰 陶二人展」札幌三越

佐藤典克〔縒舟〕径33×高さ16.5cm

名称:「白瓷・色絵箔巧彩 佐藤 典克 & 萩・淡青釉 岡田 泰 陶二人展」札幌三越
会期:2022年7月19日(火) ~ 2022年7月25日(月) ※最終日は午後4時終了
場所:札幌三越 本館9階 三越ギャラリー(Aギャラリー)
住所:〒060-0061 札幌市中央区南1条西3丁目-8
TEL: 011-271-3311(代表)
URL: 札幌三越

この度札幌三越では2度目となる 岡田泰先生と佐藤典克先生の2人展を開催いたします。岡田泰氏は1976年に山口県萩市の200年以上続く伝統ある岡田窯に生まれ、東京造形大学美術学部彫刻科を卒業し、京都にて陶芸の基礎を学び、父である岡田裕氏に師事。伝統を基礎に自身のオリジナリティーを加えた作風は、新しい萩焼の可能性を感じさせます。代表的な作調である透き通るような青白い色が印象的な「淡青釉」シリーズなどを中心に意欲的に制作されています。佐藤典克氏は1974年岐阜県羽島市に生まれ、東京藝術大学大学院を修了後、神奈川県相模原市にて築窯。造形の美しさを如何に魅せるかにひた向きに取り組み創造され、色彩を極力抑え、まるで布を纏ったかのような柔和な表情を表した独自のシリーズ「縒(ヨリ)」、色絵と箔を駆使し華やかに展開する「箔巧彩(ハッコウサイ)」を発表し、新たな磁器の表現に取り組んでおられます。札幌三越での2回目となる本展は、異なるアプローチをもちながら切磋琢磨する俊英の陶芸家2人の「土(つち)と石(磁器)」の競演を一堂に展観いたします。ぜひご高覧賜りますようご案内申しあげます。
◎作家来場予定
・岡田 泰氏:7月19日(火)、7月20日(水)、7月21日(木)、7月22日(金)、7月23日(土)
・佐藤 典克氏:7月22日(金)、7月23日(土)、7月24日(日)、7月25日(月)

佐藤典克〔縒舟〕径33×高さ16.5cm
佐藤典克〔縒舟〕径33×高さ16.5cm

佐藤 典克(Satou Norikatsu)
1974年 岐阜県羽島市に生まれる
2001年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程陶芸専攻 修了
2002年 東日本伝統工芸展 入選 17回
2006年 東京芸術大学 陶芸研究室 助手に就任
2008年3月 東京芸術大学 陶芸研究室 助手退職
2012年 日本伝統工芸展 入選 8回
2014年 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅲ 萩大賞 受賞、
美濃陶芸 庄六賞茶碗展 第20回記念賞 受賞
2018年 美濃茶碗展 銀賞受賞
2020年 第60回 東日本伝統工芸展 奨励賞 受賞
2022年 「深める・拡げる 拡張する伝統工芸展」出品(主催 文化庁)
未来へつなぐ陶芸 伝統工芸展のチカラ展 出品
現 在 公益社団法人 日本工芸会正会員
    日本陶芸美術協会 幹事
    多摩美術大学工芸学科 非常勤講師
    岐阜県羽島市アンバサダー
収 蔵 山口県立萩美術館・浦上記念館 2014
    茨城県陶芸美術館 2014
    ファエンツァ国際陶芸

岡田泰〔淡青釉華ノ器〕径30.5×高さ29cm
岡田泰〔淡青釉華ノ器〕径30.5×高さ29cm

岡田 泰(Okada Yasushi)
1976年 山口県萩市に生まれる
2002年 東京造形大学美術学部彫刻科 卒業
2005年 京都市工業試験場陶磁器専修科 修了 
2009年 日本伝統工芸展 入選 13回     
2013年 菊池ビエンナーレ奨励賞 受賞、
日本伝統工芸展60回記念「工芸からKOGEIへ」展出品
2015年 日本陶芸展 優秀作品賞・毎日新聞社賞 受賞
2017年 エネルギア美術賞 受賞
     山口県芸術文化振興奨励賞 受賞
2019年 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅴ 優秀賞 受賞
2021年 「萩の新潮」萩・岡田窯 岡田泰展 (奈良 緑ヶ丘美術館)
2022年 未来へつなぐ陶芸「伝統工芸展のチカラ展」出品 
父・岡田 裕氏(山口県指定無形文化財萩焼保持者)に師事
現 在 公益社団法人 日本工芸会正会員
   萩陶芸家協会会員
    日本陶芸美術協会幹事

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