「2021年度新収蔵品展」益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子

「2021年度新収蔵品展」益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子

名称:「2021年度新収蔵品展」益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
会期:2022年6月28日(火)〜8月7日(日) 
会場:益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
観覧料金:当日一般600円
休館日:月曜日(7月18日は開館)、7月19日
住所:〒321-4217栃木県芳賀郡益子町大字益子3021
TEL:0285-72-7555
URL:益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子

1993年に開館して以降、同館では濱田庄司、島岡達三、加守田章二、バーナード・リーチをはじめとした、益子にゆかりのある国内外の優れた作家や、近現代陶芸の分野で活躍し、新たな動向を担う作家による作品を収集してきた。来年30周年を迎える同館のコレクションは、陶磁器作品3000点以上にのぼる。昨年度は、濱田庄司、加守田章二、バーナード・リーチ作品と、近藤悠三、フィル・ロジャース、大宮司崇人、黒田泰蔵の作品、さらに現在活躍する作家の作品を収蔵した。
近藤悠三は京都市陶磁器試験場時代に濱田にロクロの手ほどきをした作家で、ロクロの名手として知られ、1977年重要無形文化財保持者となった。フィル・ロジャースは、濱田に私淑したイギリスの作家で、濱田作品を収集、研究し、その成果は作品に表れている。益子では1970年頃から、加守田章二を端緒として土味を生かした造形が一世を風靡した。大宮司崇人はその頃の作家で、主に焼締による作品を展開している。黒田泰蔵は、若かりし頃に島岡達三のもとで学び、島岡の精神性を受け継ぎつつ、白磁を自らの表現素材として選択し、ロクロによる稜線を生かした作品へと結実させた。
さらに、現在進行形で日本の陶芸界を形作る作家たち、近藤高弘、泉田之也、五味謙二、戸田浩二、美崎光邦による作品を展覧する。

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