名称:企画展「 たましん名画鑑賞会」たましん美術館
会期:令和4年(2022)7月23日(土)~11月6日(日)
前期:7月23日(土)~9月11日(日)
後期:9月17日(土)~11月6日(日)
会場:たましん歴史・美術館
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)
休館日:月曜日、祝日、展示替え期間9月13日(火)~9月16日(金)
入館料:一般100円 ※中学生以下無料
主催:公益財団法人たましん地域文化財団
住所:〒190-8681東京都立川市緑町3-4 多摩信用金庫本店1F
TEL:042-526-7788
URL:たましん美術館
名画ってなんだ?
そんな問いから始まる展覧会です。
「名画」という言葉を聞いて、どんな作品が頭に思い浮かぶでしょうか。おそらく多くの方は、無意識にフランスやイタリアなどの西洋絵画を想起するのではないでしょうか。日本に暮らす我々の美意識の中に、これほど西洋絵画が入り込んでいることは、あらためて考えると不思議な現象です。
本展では、たましんコレクションの中から、19世紀から20世紀にかけて描かれたヨーロッパの風景画や人物画、またヨーロッパに渡った日本人画家たちから国内に広まり発展した近代洋画の数々を集めて展示をすることで、今の私たちの「名画」イメージをあらためて振り返ります。
自然主義的なバルビゾン派の画家としてモネやゴッホにも影響を与えたシャルル=フランソワ・ドービニー(1817~1878)、ルネサンス絵画を規範として優美な女性像を多く描いたジャン=ジャック・エンネル(1829~1905)、フランスでアカデミックな絵画様式を習得した鹿子木孟郎(1874~1941)、東京美術学校や美術団体白馬会でフランス帰りの黒田清輝に師事した中澤弘光(1874~1964)など、ヨーロッパ、そして日本において正統派とされた作品の数々をお楽しみください。
一点一点の絵をじっくりと鑑賞する体験を通じて、あらためてあなたにとっての「名画」を探していただければ幸いです。
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