名称:「第35回現代絵本作家原画展 戸川幸一郎 おもいコロコロつながって」東広島市立美術館
会期:2022年7月30日(土)〜9月25日(日)
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
ただし、7月30日(土曜日)は10:00開館/8月26日(金曜日)、9月23日(金曜日)は19:00まで開館
料金:一般800円、大学生500円、高校生以下無料
(*学生証をご提示ください/20名以上の団体は2割引き)
後期高齢者医療被保険者証・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けられている方は、無料でご観覧いただけますので、受付で各手帳等をご提示下さい。(スマートフォンアプリ「ミライロID」も利用可能)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
会場:東広島市立美術館
住所:〒739-0015広島県東広島市西条栄町9-1
TEL:082-430-7117
URL:東広島市立美術館
野山や海に囲まれた自然豊かな江田島の地で絵本・絵画・版画・陶芸など様々な手法を用いて、創作活動を続ける絵本造形作家・戸川幸一郎(1976- )。これまで、作家が人間らしさを最もあらわしていると語る “こども”の表現をテーマに制作を続けてきました。
広島芸術専門学校に在学中、絵本の持つ自由な世界に触発され卒業制作では銅版画による絵本作品を発表します。その後、背中に家を乗せためずらしい動物「イドウシキ」をきっかけに、ふしぎな世界が広がる『はじまりの部屋』(2005年)や、戦後広島で、戦災により住まいを失った人のために家を建てた米国人活動家フロイド・シュモー(1895-2001)を紹介する『シュモーおじさん』(2016年)などを出版する一方で、2020年からは遊びと暮らしが学びになる「と独楽舎(とこましゃ)」を運営しています。
本展では、初期の卒業制作から『シュモーおじさん』までの絵本原画を中心に、フロイド・シュモーに関連する資料を交えて紹介するほか、来場者と作家でつくりあげる参加型展示を行います。戸川幸一郎というひとりの人間を軸に、多様な表現方法や作品から派生してあらゆる方向へとつながり生まれる、自由で柔らかな遊び心あふれる世界観をお楽しみください。
作者プロフィール
戸川 幸一郎(とがわ・こういちろう)
1976年呉市生まれ。1995年後藤美術研究所で本格的に絵画を始める。1997年渡仏し制作活動を行う。帰国後、1999年広島芸術専門学校に入学し銅版画を専攻。在学中、絵本の自由な世界観に触発され、卒業制作で絵本作品を発表した。以降、広島を中心に作品を発表。2005年『はじまりの部屋』を自費出版。2008年『雲であること ことばとえとかたち集』を発行し、gallery G(広島市)で個展を開く。2016年『シュモーおじさん』(シュモーに学ぶ会発行)を手掛ける。2020年から遊びと暮らしが学びになる「と独楽舎」を開設。現在江田島市に拠点を構え活動する絵本造形作家である。
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