「鳥の詩 脇田和展 むかえる鳥、おくる鳥。」脇田美術館

「鳥と果実」 1991年 油彩・キャンバス

名称:「鳥の詩 脇田和展 むかえる鳥、おくる鳥。」脇田美術館
会期:2022年6月25日(土)~11月21日(月)
会期中無休(展示替え・イベント等の臨時休館日を除く)
開館時間:午前10時~午後5時(7月1日~9月15日までは午後6時/入館は閉館30分前まで)
入館料:一般1,000円(900円)、大高生600円(500円)、
    中学生以下 無料
    *()内は20名様以上の団体料金です。その他の割引につきましてはお問い合わせください。
住所:〒389-0102長野県北佐久郡軽井沢町旧道1570-4
TEL:0267-42-2639
URL:脇田美術館

「鳥の来る道」 1986年 油彩・キャンバス
「鳥の来る道」 1986年 油彩・キャンバス

大空を凝眺し郡鳥の渡る一瞬を楽しんだ、
少年の頃の記憶
幼少期を過ごした脇田の東京の家は、狸や貉のいる森林を背後に、大きな池が拡がる自然の庭があった。「河骨の黄色い花の咲く池に、かいつぶり、鴨の群も鷲も、時には鶴の姿も記憶する、この頃の遊びは、この池を中心に、釣りか、藪くぐりに明け暮れていた」と、脇田は懐古している。絵を好むようになってからは、家の屋根に上がって人目の届かぬ処で一人大空を凝眺し郡鳥の渡る一瞬を楽しむような少年であったという。
「私の脳裏にはこの時代の記憶が大きく占め、心の奥底から泡のように湧きでて絵のうちに溶け込むものが、今もって尽きない。鳥の存在に目を向けて来たのは、この頃からか、いつとはなく鳥は私の絵の主軸になっている。今は軽井沢に仕事を移した。ここは野鳥の宝庫といわれる。朝に夕に、鳥の群れが庭に飛来する。私はこの環境を満喫している。ここでの生活は少年の頃の思い出に繋がり、鳥と私の関係はいよいよ複雑多忙になるばかりである。鳥との縁は終生切れないのではないだろうか。」 (1975年記)
略歴
脇田 和 KAZU WAKITA (1908-2005年)
1908(明治41)年東京生まれ。15歳の時ベルリンに渡り、17歳でベルリン国立美術学校に入学。1930(昭和5)年同校より金メダルを贈られ帰国。1932(昭和7)年太平洋画会初入選。以後、光風会、帝展などで受賞を重ねる。1936(昭和11)年猪熊弦一郎、小磯良平らと新制作派協会(現・新制作協会)を設立。戦後、1950年代にはサンパウロ・ビエンナーレ、ヴェネチア・ビエンナーレ等に出品。「あらそい」が第1回グッゲンハイム国際美術賞に輝いた。1959~70年東京藝術大学で教鞭をとる。1970(昭和45)年、軽井沢に吉村順三設計によるアトリエ山荘が完成。1991(平成3)年『脇田美術館』を開設。1995( 平成7) 年~2012(平成24)年、東京・第一生命本社ビルに脇田和作品常設ギャラリー。2005(平成17)年11月27日永眠。1991(平成3)年旭日小綬章。1998(平成10)年文化功労者。2005(平成17)年従四位を追賜。

「鳳凰」 1993年 油彩・キャンバス
「鳳凰」 1993年 油彩・キャンバス
「鳥と僕」 1978年 油彩・キャンバス
「鳥と僕」 1978年 油彩・キャンバス
「白鳥と黒鳥」 2000-2001年 油彩・キャンバス
「白鳥と黒鳥」 2000-2001年 油彩・キャンバス
「鳥と果実」 1991年 油彩・キャンバス
「鳥と果実」 1991年 油彩・キャンバス

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