名称:特別展「ポンペイ」宮城県美術館
会期:2022年7月16日(土)〜2022年9月25日(日)
会場:宮城県美術館
展示室;本館2階
時間:9:30〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 7月19日(火)、9月20日(火)
※ただし7月18日、8月8日、9月19日は開館
観覧料:一般 1,500円(1,300円)
学生 1,300円(1,100円)
小・中学生・高校生 750円(600円)
※( )内は前売及び20名以上の団体料金
※本展チケットでコレクション展示(本館1階展示室、佐藤忠良記念館)も観覧できます
前売り券販売期間:2022年7月15日(金)まで
住所:〒980-0861 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
Tel:022-221-2111
URL:宮城県美術館
南イタリアに存在した古代都市、ポンペイ。西にナポリ湾を望むこの街は、風光明媚で大地は肥沃、交通の要衝でもあり、紀元前2世紀ごろから大きく栄えました。やがてローマ人の別荘地としても発展しますが、79年、街の北西にあるヴェスヴィオ山の噴火によって、すべてが埋没してしまいます。
短時間で噴火堆積物の下に閉じ込められた家々や神殿、美術品、家財道具は、誰にも手をつけられることなく、約1700年にわたり眠り続けてきました。18世紀にようやく開始され、現代まで続く発掘は、まさに「タイムカプセル」を開封する作業。ポンペイと周辺の遺跡は古代ローマ都市の人々の生活を知る資料の宝庫であり、長年の発掘作業が古代史、美術・文化史の研究にもたらした成果は計り知れません。
本展覧会では、ナポリ国立考古学博物館の全面的な協力のもと、日本初公開を含む約130点を展示、ポンペイの豊かな暮らしを、発掘の成果をもとに紹介します。出品されるモザイク画やフレスコ画、彫像や工芸品はどれも、同館の誇る優品ばかりです。なかでも、ポンペイの旧家であり最も大きい邸宅「ファウヌスの家」から出土した精細なモザイクの数々は必見です。
ポンペイ展の決定版ともいえる本展で、約2000年前の古代都市への「タイムトラベル」を是非おたのしみください。
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