名称:特別展「伊勢物語 絵になる男の一代記」中之島香雪美術館
会期:2022年10月8日(土)~11月27日(日)
前期:10月8日(土)~10月30日(日)
後期:11月1日(火)~11月27日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
開催時間:10時~17時 (入館は16時30分まで)
夜間特別開館:2022年10月20日(木)、11月17日(木)
10時~19時30分(入館は19時まで)
【夜間開館のみの割引】
・フェスティバルシティにお勤めの方、社員証等ご提示で200円引き
料金:一般 1100(900)円/高大生 700(500)円/小中生 400(200)円
※( )内は前売り(一般のみ)・20名以上の団体料金
【割引サービス】
・本人と同伴一名
朝日友の会(200円引き)、障がい者手帳(半額)
・本人のみ
藪内燕庵維持会(200円引き)、フェスティバルホール友の会(クラブ)(200円引き)
前売り券:一般900円のみ
販売期間:2022年6月18日(土)~10月7日(金)
販売場所:中之島香雪美術館、
フェスティバルホール・チケットセンター(06-6231-2221※10時~18時)
※上記以外では取り扱いがございません、ご了承ください
主催:公益財団法人 香雪美術館、朝日新聞社
協力:國華社
住所:〒530-0005大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 4
TEL:06-6210-3766
URL:中之島香雪美術館
在原業平(ありわらのなりひら)(825~880)とされる男の一生を歌とともに綴る『伊勢物語』は、虚実混交に男の恋を中心に展開します。読者の想像をかきたてた125段の短編は、成立してまもなく絵画化され、『源氏物語』にも『伊勢物語』の絵が登場します。
香雪美術館は『伊勢物語』に関わる重要な色紙絵と写本を所蔵しています。17枚の「伊勢物語図色紙(香雪本)」は、着色絵巻では現存最古の「伊勢物語絵巻」(和泉市久保惣記念美術館)に続く良作で、数少ない中世伊勢物語絵の実像を知る上で貴重です。
また、『伊勢物語』の写本の大多数は、藤原定家が校訂した系統(定家本)ですが、香雪美術館の写本は定家本と異なり、第49段に「琴」の記述が見られる大変珍しい本文を持ちます。
本展では『伊勢物語』を知り、その絵を楽しむと共に、香雪本の作風や制作時期について考えます。同時に、古来描き継がれた伊勢物語絵の変遷にも目を向けます。千年以上も愛され続けた、絵になる男の人生を楽しんでいただけると幸いです。
なお、特別陳列として「幻の源氏物語絵巻」と呼ばれる「源氏物語絵巻(盛安本)」を、近年その全文が発見された「賢木巻」詞書を中心に紹介します。
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