小企画展 近代美術Ⅶ「インド近代絵画の精華~ナンダラル・ボースとウペンドラ・マハラティ」福岡アジア美術館

小企画展 近代美術Ⅶ「インド近代絵画の精華~ナンダラル・ボースとウペンドラ・マハラティ」福岡アジア美術館

名称:小企画展 近代美術Ⅶ「インド近代絵画の精華~ナンダラル・ボースとウペンドラ・マハラティ」福岡アジア美術館
会期:2022年9月15日 (木) 〜 2022年12月25日 (日)
会場:福岡アジア美術館
展示室:7階 アジアギャラリーB
時間:9:30〜18:00 ※金曜・土曜日は20:00まで
   (最終入場は30分前まで)
休館日:水曜日 11月24日(木)
   ※ただし、11月23日(水·祝)は開館
観覧料:一般500(400)円/高大生250(200)円/中学生以下無料
   ※()内は20人以上の団体料金
   ※この料金で同時開催の「エモーショナル・アジア」展もご覧いただけます。
住所:〒812-0027福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7/8F
TEL:092-263-1100・FAX:092-263-1105
URL:福岡アジア美術館

ウペンドラ・マハラティ《アレキサンダーの退却》1940年
ウペンドラ・マハラティ《アレキサンダーの退却》1940年

インド近代美術のパイオニアのひとりであるナンダラル・ボース ( 1883 – 1966 ) と、その次の世代として登場したウペンドラ・マハラティ( 1908 – 1981 ) は、 アバニンドラナート・タゴール(1871 – 1951 ) をはじめとするベンガル派の作家から、思想のうえでも表現のうえでも大きな影響を受けた画家として知られています。
ベンガル派は、 20世紀初頭、岡倉天心や横山大観ら日本画壇の重鎮らと交流し、急激な西洋化の波の中で、自国の美術が失われるかもしれないという危機感を共有しながら、西洋画よりも伝統的な表現や技法を重視しました。
ボースはその代表的存在で、 さらにマハラティは1950年代に 2 年間日本に滞在したことで、仏教的な主題にも傾倒していった人物です。
本展では、ふたりの画業の一端をニューデリー国立近代美術館のコレクションで紹介し、あわ
せて福岡市所蔵の関連作品も展示いたします。ベンガル派や日本画壇の作家たち との運命的な出会いから生まれたインド近代絵画の精華をご覧ください。

ウペンドラ・マハラティ《釈迦に乳米を捧げるスジャータ》1965年
ウペンドラ・マハラティ《釈迦に乳米を捧げるスジャータ》1965年
ナンダラル・ ボース《サティ 》 1907 年、ニューデリー国立近代美術館所蔵
ナンダラル・ ボース《サティ 》 1907 年、ニューデリー国立近代美術館所蔵
ナンダラル・ ボース《た そがれ》 1941年、ニューデリー国立近代美術館所蔵
ナンダラル・ ボース《た そがれ》 1941年、ニューデリー国立近代美術館所蔵
ナンダラル・ ボース《ガルーダ神柱によりかかる チャイタニヤ師》1910-15/1947年、ニューデリー国立近代美術館所蔵
ナンダラル・ ボース《ガルーダ神柱によりかかる チャイタニヤ師》1910-15/1947年、ニューデリー国立近代美術館所蔵

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