「山と谷のあるところ 小泉聡子・早川佳歩・中村朝咲(地域貢献スペース/立川)」たましん美術館

「山と谷のあるところ 小泉聡子・早川佳歩・中村朝咲(地域貢献スペース/立川)」たましん美術館

名称:「山と谷のあるところ 小泉聡子・早川佳歩・中村朝咲(地域貢献スペース/立川)」たましん美術館
会期:2022年7月25日(月)〜9月2日(金)
  第1会期 小泉聡子 2022年7月25日(月)〜2022年8月6日(土)
  第2会期 早川佳歩 2022年8月8日(月)〜2022年8月19日(金)
  第3会期 中村朝咲 2022年8月21日(日)〜2022年9月2日(金)
利用可能時間:午前7時〜午後10時(8月7日(日)、8月20日(土)は展示替えのため観覧できません)
入場料:無料
住所:〒190-8681東京都立川市緑町3-4 多摩信用金庫本店1F
TEL:042-526-7788
URL:たましん美術館

多摩信用金庫2階ギャラリー(地域貢献スペース)では、小泉聡子(こいずみさとこ、1995- )、早川佳歩(はやかわかほ、1996- )、中村朝咲(なかむらあさき、1996-)によるリレー形式の展覧会「山と谷のあるところ」を開催いたします。本展は、版画作品やドローイングを中心に、約一か月の間に小泉、早川、中村の順に続けて個展を行うものです。
出展者の三名は、共に武蔵野美術大学油絵学科の版画専攻で学んだ作家です。小泉はリトグラフ、早川はエングレーヴィングによる銅版画、中村はドライポイントによる銅版画と、それぞれが近年主に手掛けている版画作品は手法や絵のあらわれとしては異なっていますが、絵を描くことに対する意識や作品のコンセプトの部分では通じ合うものがあったのだといいます。タッチと画面のスケールの関係や、イメージを形作る点や線などの要素、画面上のインクの物質感などに注目してみると、それぞれの作品は、版によって絵を作ることを通していかに世界を解釈するかという試みの痕跡であるかのようです。
また、展示を企画するにあたり、三人はギャラリースペースやこれを含む施設全体の造形など、場の特徴と作品の連関についても検討を重ねたということです。各々の紙の上に表出するイメージはその外部空間と連動し、鑑賞者の視点の変化によって拡張されて展開していきます。
三つの会期を通して、三人の間に何が受け渡されていくでしょうか。ぜひ、会場にてご確認ください。

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