企画展「堀内誠一 絵の世界」神奈川近代文学館

©Seiichi Horiuchi 『ぐるんぱのようちえん』1965年 『たろうのおでかけ』1963年 『こすずめのぼうけん』1976年 すべて部分

名称:企画展「堀内誠一 絵の世界」神奈川近代文学館
会期:2022年7月30日(土)~9月25日(日)
休館日:月曜日(9月19日は開館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
会場:神奈川近代文学館第2・3展示室
観覧料:一般600円(350円)、65歳以上・20歳未満及び学生250円(200円)、高校生100円(100円)、中学生以下は無料
  *( )内は20名以上の団体料金
  ※身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者手帳、戦傷病者手帳の交付を受けている方は、手帳もしくは、ミライロIDの提示で無料(詳しくはお問い合わせください)にてご入場いただけます。事前の申請等は必要ありません。手帳の所持者及びその介助者(※2)の方は観覧料が無料となります。
  ※2 原則として手帳の所持者の介助者1名まで。ただし、手帳の所持者1名に対して2名以上介助者が必要な場合は事前にご相談ください。
主催:県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
特別協力:堀内事務所
協力:福音館書店、マガジンハウス
企画協力:アートキッチン
後援:神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会、一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)、NHK横浜放送局、FMヨコハマ、神奈川新聞社、tvk
協賛:東急電鉄、横浜高速鉄道、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
広報協力:KAAT 神奈川芸術劇場
住所:〒231-0862神奈川県横浜市中区山手町110
TEL:045-622-6666
URL:神奈川近代文学館

『ぐるんぱのようちえん』 1965年 福音館書店
『ぐるんぱのようちえん』 1965年 福音館書店

堀内誠一は、若いころからデザイナーとして研鑽を積み、時代をリードするアートディレクターとして活躍しました。その一方で、1958年(昭和33)に初めての絵本「くろうまブランキ―」を世に出します。その後も「ぐるんぱのようちえん」や「たろうのおでかけ」、「こすずめのぼうけん」など数多くの人気絵本を生み出しました。「絵本作家の道こそ運命が決めた本命」と本人が語ったように、その54年の人生は、絵を描くことと共にありました。
2022年(令和4)、生誕90年を迎えることを記念して、その画業全般を回顧する展覧会を全国で開催します。神奈川近代文学館で開催する本展では、関わりの深い文学者との交流にも焦点をあてます。
戦後、激動する社会のなかで、「絵」というヴィジュアルが持つ力を、広告やデザイン、イラストなど様々な分野で発揮させた堀内。その作品世界を見つめれば、20世紀という時代において、絵本や雑誌といったカルチャーがいかに変遷し、発展を遂げてきたかも浮き彫りになることでしょう。伝説のアートディレクターであり、デザイナーであり、絵本作家でもあった堀内誠一の、ときに愛らしく、時に鋭くアヴァンギャルドな絵の世界をお楽しみ下さい。

『ふらいぱんじいさん』 1969年 あかね書房
『ふらいぱんじいさん』 1969年 あかね書房

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