名称:「コレクター福富太郎の眼:昭和のキャバレー王が愛した絵画」富山県水墨美術館
会期:2022年7月15日(金曜日)~9月4日(日曜日)
前期展示:7月15日(金曜日)~8月7日(日曜日)
後期展示:8月9日(火曜日)~9月4日(日曜日)
休館日:月曜日(ただし7月18日、8月15日は開館)、7月19日
開館時間:午前9時30分から午後6時まで(入室は午後5時30分まで)
観覧料
[当日]一般:1,300円(1,000円)/大学生:1,000円(700円)
()内は20人以上の団体料金です。
この料金で常設展も観覧できます。
主催:富山県、福富太郎展実行委員会(富山県水墨美術館、北日本新聞社)
特別協力:福富太郎コレクション資料室
監修:山下裕二(美術史家、明治学院大学教授)
企画協力:株式会社アートワン
協賛:東亜薬品、日東メディック、ユニゾーン、リードケミカル(五十音順)
住所:〒930-0887富山県富山市五福777
TEL:076-431-3719
URL:富山県水墨美術館
福富太郎(ふくとみたろう・1931-2018)は、1964年の東京オリンピック景気を背景に、全国に44店舗にものぼるキャバレーを展開して、キャバレー王の異名をとった実業家です。その一方で、父親の影響で少年期に興味をもった美術品蒐集に熱中し、コレクター人生も鮮やかに展開させました。念願だった鏑木清方(かぶらききよかた・1878-1972)の作品を手はじめに蒐集をスタートさせますが、著名な作家の作品だけでなく、美術史の流れに沿わない未評価の画家による作品であっても、自らが良質であると信じれば求め、蒐集内容の幅を広げていきます。さらには、それに関連する資料や情報も集めて対象への理解を深め、美術に関する文筆も積極的に行いました。その結果、近代作家を再評価する際や、時代をふりかえる展覧会において欠かせない重要な作品を数多く収蔵することになったのです。
本展は、作品を追い求めた福富太郎の眼に焦点をあて、その類い稀なるコレクションの全貌を紹介する初めての機会となります。鏑木清方の作品十数点をはじめとする優品ぞろいの美人画はもとより、時代を映す黎明期の洋画から戦争画に至るまで、約80点の作品をとおして今も息づくコレクションの魅力と、作品とともに歩んだコレクター人生を振り返ります。
アーティスト
鏑木清方、北野恒富、岡田三郎助、上村松園、竹久夢二、満谷国四郎、川村清雄、池田輝方 他
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