第4回展覧会 「山部泰司展 光る風景、動く山水 真庭編」KAG

第4回展覧会 「山部泰司展 光る風景、動く山水 真庭編」KAG

名称:第4回展覧会 「山部泰司展 光る風景、動く山水 真庭編」KAG
会期:2022年6月26日(日)~2022年8月28日(日)
開館時間:9:00〜17:00
休館日:日曜日は休館 7月9日・13日・23日・8月20日は休館
入場料:無料
会場:KAG
主催:岸本佳子(BUoY)、川上幸之介研究室
キュレーション:川上幸之介研究室
協賛: 株式会社クラビズ
住所:〒710-0055 岡山県倉敷市阿知3-1-2
TEL:086-441-8817
URL:KAG 

ベッドタイム・フォー・デモクラシー
アメリカのパンクロックバンド、デッドケネディーズは、アルバム「ベッドタイム・フォー・デモクラシー」のなかで「電気フェンスが必要な“祖国 ” と呼ばれる収容所」の中で「バビロンの蜃気楼やベルトコンベアのような肉弾戦を生きている」と叫び、民主主義と資本主義の分かち難い共犯性を歌いました。
本展に付けられたアルバムタイトルは、ロナルド・レーガンが主演した1951年のコメディ映画「Bedtime for Bonzo」に由来しており、レーガノミクスをはじめとして、新自由主義、戦争、メディアの氾濫、娯楽産業(余暇と消費)、マッチョイズム、それらへの見せかけの反抗への糾弾が叫ばれます。そして難民やクィアへの擁護といった、周縁への配慮も示唆します。
これらの観点を踏まえつつ10組のアーティスト、活動家、哲学者が参加する展覧会を開催します。本展では、民主主義における意思決定プロセスが問いたださる現状の中、その声をかき消され、疎外された周縁の声を引照し、民主主義の政治的神話の綻びを暗示した作品群を取り上げます。また地政学的な観点から、民衆の不服従を起点とした集団の内部における権力の分散や、共有を照射した作品をとりあげ、新自由主義の諸原理が民主から奪い去った主権を、いかにして奪還できるのかを模索します。そして民主主義をどのように抵抗の政治へと変転しえるかを作品を通して見いだします。
アーティスト
レティシア・アグド、ヌオタマ・ボドモ、リジー・ボーデン、ブレッド&パペット シアーター、ナオミ・クライン、マーサ・ロスラー、ヘイニー・スロール、松本俊夫、ウィンストン・スミス、ウェンディ・ブラウン

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「オダイバ恐竜博覧会2024」フジテレビ本社屋
  2. 「カイつまんで、ヒモときます。 ~しな水の貝展~」しながわ水族館
  3. 小林かいち《二号街の女》
ページ上部へ戻る