名称:「はじまりの森 クサティムイ~おいでおいで、がじゅまるのもり~」那覇文化芸術劇場 なはーと
会期:2022年7月23日(土)~2022年8月28日(日)
開館時間:9:00 〜 22:00
休館日:毎月第1・第3月曜日は休館 祝日または慰霊の日は開館し翌日休館
入場料:無料
会場:那覇文化芸術劇場 なはーと
住所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3-26-27
TEL:098-861-7810
URL:那覇文化芸術劇場 なはーと
古来より沖縄では冷たい北風を防ぐため北東方向の丘にある森のふもとに集落が作られました。
その森は「クサティムイ(腰当森)」と呼ばれていました。
森は風や日差しから人々を守るだけでなく、生活に必要な材料の多くも与えてくれます。
森の中には神々が住んでいます。人が神の存在を信じることによって、神はその力を人々に与えてくれます。信じなければ神の力は小さくなってしまいます。
神の住む森は優しく人々を包み込むだけでなく、生きる厳しさも人に教えてくれます。そのため、人は神々の住む森を恐れ、敬い、従い、委ね、祈ってきました。
沖縄の大木は、台風のためあまり高くはならずに横へと広がります。枝は強い日差しをさえぎり、他の生物たちを守ってくれます。その樹の中の一つ、ガジュマルは横に枝を伸ばしていくと枝から太い気根を大地に落とし、枝を支え、更にどんどん広がってゆきます。
なはーとのロビーで、沖縄の森を感じてください。
ひふみ 多田弘/小野豊
(招代師おぎしろし・植物空間演出・庭デザイン)
六本木ヒルズディスプレイ(2016年)、100年かけて沖縄全土を在来種があふれる風景に変えていくプロジェクト・斎場御嶽(世界遺産)周辺の森再生植栽デザイン。やんばるアートフェスティバル「40年後に完成するアグーの森」(2017年)、瀬戸内国際芸術祭空間演出(2019年)、雪舟誕生地公園交流施設枯山水庭園(2020年)、なはーと植栽デザイン(2021年)他、施設等の庭空間・ディスプレイ・アート作品を多数制作。
儀保克幸 (彫刻家)
中之条ビエンナーレ2015・chikuwa-unit/伊参小学校、『海の名前の少年』・清州アートスタジオ/韓国(2015年)、マブニピースプロジェクト(2016年)、「邂逅の海」沖縄県立博物館美術館20周年記念企画(2018年)、BAMAアートフェア釜山(2019年)、沖縄アジア国際平和芸術祭2020(2020年)、沖縄済州台湾平和美術交流展・VTartsalon/台湾(2021年)など、個展や展覧会などを中心に活動多数。
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